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【実施報告】6月25日(日)公文国際学園でPCRの実験教室「生き物に発症した謎の病の原因を突き止めろ!」を実施しました。

【実施報告】6月25日(日)公文国際学園でPCRの実験教室「生き物に発症した謎の病の原因を突き止めろ!」を実施しました。

株式会社リバネスは、公文国際学園高等部(神奈川県横浜市)にて、2023年6月25日(日)に出前実験教室を実施しました。本実験教室には、高校2年生、高校3年生、合計23名が参加しました。実験教室内では「生き物に発症した謎の病の原因を突き止めろ!」というタイトルのもと、参加者全員が研究者の一員となって、仮想のネズミに発症した病気の要因解明に向け、ディスカッション及び実験(DNA抽出、PCR、電気泳動といったバイオテクノロジーの基幹技術)を行いました。

後半には、講義で取り扱った化学物質過敏症が起こらない、または起こりにくい世の中にするためにはどうすれば良いだろう?という題目で班ごとにディスカッションを行い、発表するワークを行いました。

【概要】
日時:6月25日(日)9:30-16:00
場所:公文国際学園高等部
対象:高校2、3年生23名
タイトル:PCRの実験教室「生き物に発症した謎の病の原因を突き止めろ!」
内容:DNA抽出、PCR、電気泳動、ディスカッションワーク

【当日の様子】
 実験教室では、生徒が研究員となり、症状がよく似ている化学物質過敏症とアレルギーをテーマに、都市部で捕獲したネズミ4匹の病気の原因究明を行い、環境化学物質からの生態影響を考える企画を行いました。まず事前に調査されたネズミの病状に関する調査報告書から、生息場所・病状等から病気を推定していきました。さらに病気を特定する手段として「PCR法」を用いることで、1つの事象だけでは特定できなかったものを、複数の観点から考えることにより特定しました。

 実験教室後半では、特定した病気の根本解決をするためには、どのような世の中作りができるのかディスカッションワークを通じて考えていきました。各チームが日頃受けている学校授業の知識等の限られた情報から考察し、様々な角度からの考えを発表しました。

 そして最後に講師より、自分の興味のあることに対して実際に現場に出て行動し、リアルな情報をしっかり確認することが重要であることを具体例を交えて説明し、自ら一歩を踏み出して行動する大切さに気付くきっかけを提供しました。

【参加した生徒の感想】
・実験だけではなく、進路などの話もしてくださり興味深かったです。
講師の皆様にいただいたアドバイスはずっと忘れません。
・色んな研究をしている方とお話しできたので、どの学部や大学に進学したいかを
    具体的に考えようと思った。
・小さな疑問や興味を自分から深めて行きたいと思った。
実験では知らないことばかりで全部学びになりました。

リバネスでは、最先端の科学やものづくりのアイデアを用いた実験教室を様々な学校や学年を対象に実施しております。出張訪問型の他、オンラインを活用した企画開発も積極的に実施をしています。ご興味をお持ちの方は下記お問い合わせ先までご連絡ください。

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社リバネス 
教育開発事業部
担当:濱田・吉川・橋本
メールアドレス:[email protected]
TEL:03-5227-4198

<本実験教室概要>
日時:6月25日(日)9:30-16:00
場所:公文国際学園高等部
対象:高校2、3年生23名
実施した実験:DNA抽出、PCR、電気泳動