【実施報告】札幌市で実験教室「細胞培養実験に挑戦しよう」を実施しました

【実施報告】札幌市で実験教室「細胞培養実験に挑戦しよう」を実施しました

株式会社リバネスは、北海道大学 学術交流会館(北海道札幌市)にて、2023年11月11日(土)・12日(日)に出前実験教室を実施しました。本実験教室には、札幌市内の高校1〜3年生、合計15名が参加しました。実験教室内では「細胞培養実験に挑戦しよう」というタイトルのもと、参加者全員が細胞を使ったバイオ実験(細胞観察、細胞培養実験)に挑戦しました。

また、ゲスト講師として北海道大学 大学院教育推進機構 准教授の繁富(栗林) 香織 さんより、「細胞 × 半導体の微細加工技術 × 折紙工学 = 新たな可能性!!」と題して、世の中で活用されているバイオテクノロジーについてもお話しいただきました。

 

【概要】
日時:2023年11月11日(土)・12日(日)13:00~16:30
場所:北海道大学 学術交流会館
タイトル:細胞培養実験に挑戦しよう
内容:細胞観察、細胞培養実験、ディスカッションワーク、ゲスト講師によるミニ講演、成果発表準備
主催:株式会社リバネス、札幌市、STARTUP HOKKAIDO、北海道大学

【当日の様子】
 実験教室では、新規細胞株の樹立を目指して細胞培養技術を学び、培地条件による影響を考察する企画を行いました。昆虫を研究していた講師の、「コオロギのウイルス感染の仕組みを研究したい」という思いから実験教室は始まりました。実験教室を通じて、新たな研究を始めるには既存の研究手法を学ぶことから一つ一つ積み重ねていくことが、新発見につながることを伝えました。

 参加生徒は、1日目に研究で実際に使われている細胞を観察すると共に、マイクロピペットといった初めて触れる精密機器を使った実験を緊張しながらも進めました。2日目には、自分たちで増やした細胞に驚きつつも、培養条件による細胞状態の差を考察していきました。実験教室の最後には、成果発表に向けて実験教室での実験内容を発表資料にまとめたり、着想した研究アイデアについて活発なディスカッションが行われました。

 本実験教室の成果発表は2023年12月16日(土) に、「サイエンスフェスタ2023(主催:北海道大学 共催:北海道、札幌市)」内で行われます。お近くの方はぜひ聴講にご参加ください(登録不要)。
成果発表会の開催概要はこちらをご覧ください。
https://hokudai-sciencefesta2023.studio.site/contents/laboratoryclass


【参加した生徒の感想】

・今回の教室で細胞関係など生物についての知識を広げることができました。また、講義に よって知らない世界を知ることができて面白い経験でした。
色々な研究やどう大学で過ごして研究に結びつけたのかが知れて面白かった。
・とても楽しかったです!ありがとうございました!
・始まる前はとても大変だと思っていましたが、始まればとてもあっというまで、楽しかっ たのだなと感じました。
細胞培養といった貴重な体験や研究に対する姿勢などを学べたので良い経験になった。
リバネスでは、最先端の科学やものづくりのアイデアを用いた実験教室を様々な学校や学年を対象に実施しております。出張訪問型の他、オンラインを活用した企画開発も積極的に実施をしています。ご興味をお持ちの方は下記お問い合わせ先までご連絡ください。

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社リバネス 
担当:伊達山・瀬野・橋本
メールアドレス:[email protected]
TEL:03-5227-4198