新潟県の「令和5年度ものづくり企業のスタートアップ連携チャレンジ事業」に採択されました

新潟県の「令和5年度ものづくり企業のスタートアップ連携チャレンジ事業」に採択されました

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:髙橋修一郎、以下「リバネス」)は、新潟県より公募のあった「令和5年度ものづくり企業のスタートアップ連携チャレンジ事業」の採択を受けたことをご報告いたします。新潟県内のものづくり中小企業等と全国のスタートアップとの連携による新事業展開を支援することで、地域経済の活性化を図って参ります。

新潟県内のものづくり中小企業等を対象に取り組む本事業では、地元の産業支援機関や、地元金融機関と共に、地元の有力な企業のうち、新規事業創出意欲のある経営者へアプローチし、スタートアップとの連携の実現性が高い企業へのヒアリングを行います。そこから連携可能性のあるベンチャーとの連携事例についての検討や、実際のベンチャーとの連携を模索し、中堅企業とスタートアップの連携プロジェクトの創出を行います。 また、本事業では新潟県の​工業技術総合研究所とも連携し、県内のものづくり企業の課題や新たな事業へのチャレンジをサポートできる取り組みの検討も行います。

加えて、対象となる県内のものづくり中堅企業が、スタートアップ等との連携を通じた新たな価値創造の取り組みを行うことでの、非財務領域での会社の変化についてもヒアリングや・アンケートによる調査を行ってまいります。また、売り上げや事業創出という面だけでなく、社内の活性度など、従来可視化しにくかった点にもフォーカスしている点に特徴があります。

リバネスでは2014年より、起業前の個人・ベンチャー企業等のスタートアップを対象とした、リアルテック領域の事業シーズを発掘・育成するエコシステムであるテックプランターを推進しています。2023年4月時点で国内外で約3000チームを発掘し、事業創出に向けた大手企業や経営支援機関、町工場等との連携支援を行っております。さらに、2016年より、地方自治体や地元の銀行・大学・企業等と連携して、地域における新産業創出を目指したエコシステム構築を行う「地域テックプランター」を開始し、2023年度は12地域に展開しています。

これらの取り組みの中で、地域中核企業がスタートアップのものづくりを支援する事例や、スタートアップの技術を活用して地域中核企業が新規事業を生み出す事例も生まれ始めてきました。特に後者の事例は数十億円〜数百億円規模の売上を持つ地域中堅企業が、数百億円〜数千億円規模の会社へと成長するための大きな武器になると期待されます。

リバネスは中堅中小企業とスタートアップ連携に関連する事業としては、2020年度から関東経済産業局の実施する「中堅・中小企業とスタートアップの 連携による価値創造チャレンジ事業」に 4年連続で採択されており、こちらの事例は、該当年度の成果をまとめたPDFマガジンに詳細を記載しています。

2020年度 PDFマガジン

2021年度 PDFマガジン

2022年度 PDFマガジン

 また、2023年6月にリバネスが出版した書籍「知識製造業の新時代」にも、本事業が事例として紹介されている(P172)。リバネスでは、これらの活動を通じ、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、地域エコシステムの醸成を図ってまいります。本事業の取り組みに関心がある方は、以下までお問い合わせください。

本事業に関する問合せ

株式会社リバネス 製造開発事業部  担当:長

TEL:03-5227-4198 /  Mail:[email protected]