リバネス、JR東日本と連携し、環境生命科学系のディープテックスタートアップのためのシェアラボ「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub」 Labを立ち上げ
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役グループCEO:丸幸弘)と、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤祐二、以下「JR 東日本」)は、2025年3月下旬にまちびらきを予定している未来への実験場「TAKANAWA GATEWAY CITY」内にて、環境・食・ヘルスケア等の環境生命科学を軸としたシェアラボ「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars' Hub」 Labを開設し、このLabを起点に、ディープテックスタートアップと企業の共創を促し、まちでの実証実験や研究開発支援等を通じて、日本各地や世界とつながるサステナブルビジネスの開発・実装を加速します。
リバネスでは、ディープテックスタートアップが初期の研究開発を推進する上で不足しているラボ環境を整え、事業の立ち上げを後押しすることを目指して、実験設備が揃いすぐに研究が行える施設やプログラムの開発に注力してまいりました。2018年4月より、子会社の株式会社グローカリンクと日本最大級のものづくりベンチャーに特化したインキュベーション施設「センターオブガレージ」を共同運営し、事業化と技術支援を行ってまいりました。また、2020年10月より神戸市、神戸都市振興サービス株式会社とともにスタートアップ・クリエイティブラボ (SCL)を運営し、SCLサポートチームの立ち上げ、資金調達アドバイザリーボードの設置、人材採用イベントの開催など、ハード面だけではなくソフト面での支援を強化してまいりました。
JR東日本は、 グループ経営ビジョン「変革2027」のもと、 2025年3月下旬にまちびらきを控える“未来への実験場” 「TAKANAWA GATEWAY CITY」 から、 広域のスタートアップエコシステムの構築に取り組みます。街は来街者約10万人を対象として、環境・モビリティ・ヘルスケアを重点テーマに新たなソリューションを生み出し、社会実装するための日本最大規模の実験場です。 約100社以上のディープテック分野などのスタートアップによるビジネスの創出をサポートします 。
このたび、リバネスとJR東日本は、研究開発型のスタートアップや企業が会員となる環境生命科学のシェアラボ「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars' Hub」 Labを開設し、街での実証実験や多様な企業・大学・行政との共創を通じて、社会実装までに時間がかかるディープテック領域の研究開発の支援を開始します。環境・食・ヘルスケアに関する基礎研究に必要な実験機器をあらかじめ備え、初期投資を抑えて活動することが可能です。本施設への入居やスタートアップ支援に関心のある方はぜひご連絡ください。
ラボイメージ 提供:JR東日本
施設名称 | 「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars' Hub」 Lab (THE LINKPILLAR 1 NORTH、6階) |
ラボ仕様 | ベースラボ、特化型ラボ(微生物・水圏・植物)
約1000㎡の環境生命科学のシェアラボを核とした、個室全15室のディープテックスタートアップインキュベーション施設です。 |
施設の仕様 | タンパク質・DNA・RNAを扱う一般的な実験に対応したベースラボと、微生物培養、植物培養・育成、水棲生物の飼育が可能な装置を備えた特化ラボで構成されます。 |
大きさ | 約1000m2
設備: クリーンベンチ、培養用インキュベーター、オートクレーブ、遠心分離器、フリーザー(-80℃、-30℃)、4℃ショーケース、超純水装置・純水装置、顕微鏡、サーマルサイクラー、リアルタイムPCR、CCDイメージャー、振盪培養装置、人工気象器、植物用培養棚、水棲生物用水槽など |
※1 2024年3月5日リリース
JR東日本「「TAKANAWA GATEWAY CITY」を拠点とした広域スタートアップエコシステム」
https://www.jreast.co.jp/press/2023/20240305_ho02.pdf
※2 環境生命科学
生活環境と自然環境の調和による循環型社会の構築を目指した研究分野を「環境生命科学」と位置付けています。
株式会社リバネスについて
所在地:東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル5階
代表者:代表取締役グループCEO 丸 幸弘
創立年:2002年
事業内容:知識製造業
ウェブサイト:https://lne.st/
問い合わせ
株式会社リバネス 齊藤・松原
TEL:03-5227-4198 MAIL:[email protected]