【超異分野学会 東京大会2025】最先端の植物研究で求められる環境制御とは/2025年3月8日(土)16:20-17:10
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リバネスが主催する超異分野学会 東京大会2025では、セッション「最先端の植物研究で求められる環境制御とは」(セッションパートナー:株式会社プランテックス)を開催いたします。
最先端の植物研究により、植物は微細な環境の変化を感知し、目に見えない様々な応答を示していることが明らかになってきました。また、これらの作用機序を活かして植物の生長や機能性成分を高めるアプローチも進められています。植物の応答メカニズムの解明とその応用に、精緻な環境制御技術が組み合わさることでどのような研究の可能性がみえてくるでしょうか。本セッションでは、最先端の植物研究を牽引する研究者とともに、求められる環境制御と植物研究の未来について議論します。
本セッションのテーマに限らず、様々な切り口から研究者、ベンチャー、企業とともにディスカッションするプログラムをご用意しております。詳しくは、大会ウェブサイトをご参照ください。
最先端の植物研究で求められる環境制御とは
日時:2025年3月8日(土)16:20-17:10
場所:ベルサール新宿グランド コンファレンスセンター
(東京都新宿区西新宿8丁目17−1 住友不動産新宿グランドタワー5F)
登壇者
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秋山 卓二 氏
株式会社プランテックス 取締役、共同創業者
1998年横浜国大学工学部卒業。製造業×ITのベンチャー企業に入社し、CAD/CAMソフトウェア開発に従事。2010年に金融SIerへ転職後は、大手銀行、証券会社向けのマーケットリスク管理ソフトウェア開発に従事。大量の計算を高速に処理するためにGPGPUを用いた並列計算システムを導入した。2014年に人工光型植物工場に出会い、食と農への大きな影響と可能性を感じ、代表山田らとともに株式会社プランテックスを創業。植物工場を管理するクラウドシステム開発からスタートし、栽培装置開発や植物工場立ち上げに従事。現在はお客様との植物栽培研究を事業とするプロジェクト管理本部の統括を行う。
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平井 優美 氏
理化学研究所 環境資源科学研究センター チームリーダー
東京大学大学院農学系研究科にて博士(農学)を取得。2005年に理化学研究所・植物科学研究センター(現・環境資源科学研究センター)のユニットリーダーに着任、2008年より現職。名古屋大学大学院生命農学研究科の客員教授も務める。植物の栄養欠乏応答のメカニズム解明や、植物特化代謝産物(二次代謝産物)の生合成遺伝子同定など、植物の代謝生理に関する研究に従事してきた。分子生物学や遺伝学の手法に加え、統合オミクス解析をいち早く研究に導入し、特にメタボロームデータからいかに生物学的知見を取り出すか?という手法開拓にチャレンジしている。植物代謝産物が持つ、自身の発生・成長を制御する未知の活性に興味。
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野村 暢彦 氏
筑波大学 生命環境系 教授/微生物サステイナビリティ研究センター センター長
JST ACT-Xプロジェクト 研究領域「環境とバイオテクノロジー」 研究総括
広島大学大学院修了し、博士(工学)を取得。筑波大学助教、筑波大学准教授等を経て、2013年より現職。微生物の細胞間コミュニケーションを深く探求し、得られた基礎の知見から殺さない制御などの応用研究も展開している。また、JST/ERATO野村集団微生物制御プロジェクトを率いて集団微生物学の新領域を展開した。それらの研究を推進するために新規イメージング解析技術(光量子顕微鏡等)やデバイス開発など様々なテクノロジー開発を進め、サイエンスとテクノロジーを双輪で推進している。我々の健康・食・環境には全てに微生物が深く関わっており21世紀の微生物制御、微生物制御3.0を提唱している。
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〈モデレーター〉
宮内 陽介
株式会社リバネス 農林水産研究センター センター長
千葉大学大学院園芸学研究科環境園芸学専攻修了、博士(農学)。大学院では新疆ウイグル自治区にてダイズの多収栽培技術の確立を行った。リバネスでは自身の経験を活かし、研究プロジェクトを手がける。2019年より農業分野の横断的な研究を積極的に推進すべく農林水産研究センターを設立、アグリ分野の横断的な研究を行う。
聴講参加申し込み受付中
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