超異分野学会にて、研究成果の外部連携促進企画「TECH SYNERGY」を太陽誘電株式会社が実施

超異分野学会にて、研究成果の外部連携促進企画「TECH SYNERGY」を太陽誘電株式会社が実施

株式会社リバネスが主催する超異分野学会 東京大会 2025において、太陽誘電株式会社は研究成果の外部連携を促進する新企画「TECH SYNERGY」を実施いたします。本企画は、太陽誘電の持つ先端技術と外部パートナーの知見を融合し、新たな価値創造を目指すものです。

 

「TECH SYNERGY」では、太陽誘電の研究者が自社の技術シーズをポスターセッションにて発表し、参加者との活発な議論を通じて、精緻な現象解明へ向けた共同研究や、異分野での応用可能性を探ります。本企画を通じて、太陽誘電は自社技術の新たな可能性を開拓するとともに、オープンイノベーションの推進と社会課題解決への貢献を目指します。

 

研究発表する技術シーズとして、開発研究所材料開発部の研究員による「屋内光における発電デバイスの用途開拓と特性向上のための材料開発」があります。この研究は、LED照明での発電に適した屋内光発電デバイスの開発と、その用途開拓を目指しています。コイン電池の代替としてリモコンやIoT機器への給電を想定しており、環境発電デバイスや無線IoTデバイス給電などの分野での活用が期待されます。

 

【演題】

屋内光における発電デバイスの用途開拓と特性向上のための材料開発

 

【キーワード】

環境発電デバイス、無線IoTデバイス給電、光機能性有機材料研究、ポリマー電解質、色素増感太陽電池

 

【要旨】

LED照明での発電が有利な屋内光発電デバイスを開発し、用途開拓を進めている。コイン電池の交換をなくすイメージでリモコンやIoT機器への給電を想定している。一方で、本会において、我々では想像もつかない用途を模索し、身の回りの明かりから得た電力を利用する魅力ある分野を探したい。さらに、太陽光はペロブスカイトに移行する中で、低照度に特化した有機太陽電池材料の研究開発が可能なパートナーも探したい。

Web要旨集はこちら(リバネスIDでのログインが必要です)

 

太陽誘電株式会社の技術詳細はこちらの動画からもご覧になれます。