【実験教室 実施報告】実験教室「科学の力で透明マントを作り出せ」を実施しました

【実験教室 実施報告】実験教室「科学の力で透明マントを作り出せ」を実施しました

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:髙橋修一郎、以下「リバネス」)は、2025年3月23日 (土)にリバネスにて「科学の力で透明マントを作り出せ」をテーマに実験教室を行いました。当日は、聖光学院中学校高等学校から26人、湘南白百合学園中学・高等学校から14人の、計40人の中学生が参加しました。

今回の実験教室では、一つの分野や専門性に留まらない分野横断的な組み合わせを経験することで、学ぶことに対する視野を広げることを目的に実施しました。具体的には、「透明マント」を題材にし、単に科学の原理を学ぶだけでなく、人の知覚と技術の関係性を探求し、最後にそれがどのように私たちの体験を形作るかについて考えるワークショップを実施しました。

まず、物理学的視点として、「レンチキュラーシート」や「再帰性反射シート(※)」を用いた実験を通じて、透明化に関する技術や原理を学びました。次に、心理学的視点として、実際に見えていても認知できないことで見えないようにする「非注意盲」や「変化盲」に関する実験を行いました。その後、「アッと驚く!オバケ屋敷をプロデュースせよ!」というミッションに、4つの実験で学んだことを全て盛り込んだお化け屋敷企画をワークショップとして行い、最後に発表会を実施しました。

※再帰性反射シートはMipox株式会社(https://www.mipox.co.jp/)よりご提供いただき、実施しました。

【概要】
日時:2025年3月23日(土) 10:00-17:00
会場:株式会社リバネス
対象:聖光学院中学校・高等学校、湘南白百合学園中学・高等学校の中学1-3年生・高校1年生 40名
テーマ:「科学の力で透明マントを作り出せ」
講師:大島 友樹(リバネス)

【当日の様子】

レンチキュラーシートを用いた実験 レンチキュラーシートを用いた実験
再帰性反射シートを用いた実験 再帰性反射シートを用いた実験
心理学実験(変化盲) ワークショップの様子(話し合い)
ワークショップの様子(発表) 講師のメッセージ

 

【生徒の感想】
初めは透明マントと聞いてどんな実験をするのか全く想像がつきませんでしたが、様々な実験をしたり原理を聞くことで意外と簡単な技術で夢の世界の中だけのようなことも実現できるのかもしれないと思った
アニメの中のことも実現することができるかもしれないと言うことに驚き研究についての興味がわいた
研究は、真剣な雰囲気で行うものだと思っていたが、この会社ではお互いが仲良く楽しそうに自分の好きなことを研究している感じがして、研究に対して親しみやすくなった
勉強すれば全てが遊びになるという最後のお話で、遊ぶために勉強することの大切さを学んだ

リバネスでは、答えのない課題に挑戦できるような出前実験教室を全国の小中高校で行っています。実験教室の実施をご希望の方は以下のお問い合わせ先にご連絡ください。

■ お問い合わせ
株式会社リバネス
教育開発事業部(吉川)
メールアドレス:[email protected]
TEL:03-5227-4198