2025.04.21 Mon

【実施報告】2025年4月18日(金) 全国知識製造業会議2025を開催しました

株式会社リバネス（本社：東京都新宿区、代表取締役グループCEO：丸幸弘）は、2025年4月18日（金）に全国知識製造業会議2025（主催：リバネス）を開催しました。

共催の株式会社みずほ銀行の他、共創パートナー7社（UntroD Capital Japan株式会社、弁護士法人内田・鮫島法律事務所、KOBASHI HOLDINGS株式会社、東京建物株式会社、長谷虎紡績株式会社、株式会社パイオニア・コーポレーション、株式会社山田商会ホールディング）、後援3機関（独立行政法人中小企業基盤整備機構、株式会社日本政策金融公庫、一般社団法人ベンチャー型事業承継）、連携支援機関12機関（株式会社池田泉州銀行、株式会社大垣共立銀行、株式会社関西みらい銀行、株式会社群馬銀行、株式会社滋賀銀行、しののめ信用金庫、西武信用金庫、株式会社中国銀行、浜松いわた信用金庫、株式会社肥後銀行、株式会社広島銀行、株式会社北國フィナンシャルホールディングス）のご協力のもと、知識製造業を志向する60社が出展しました。

また、全国知識製造業大賞 2024、オープニングセッション、34社のショートピッチ、基調講演、3つのキーノートセッション、ミニセミナー、ブースタイムを通じて、知識製造業を加速するべく議論を行いました。

当日は、全国のベンチャー、中堅・中小企業等から475名を超える参加者が集い、それぞれが有する知識と知識を組み合わせて、新たな知識を生み出すべく活発な議論を行いました。

本会議では、「全国知識製造業大賞 2024」を初実施しました。全国知識製造業大賞は、「全国知識製造業会議」を起点に新たな知識を生み出し、挑戦への一歩を踏み出したプロジェクトを表彰する制度です。今回、3つのテーマに対し、各2社ずつ合計6社の表彰をリバネス代表取締役グループCEO 丸幸弘および共催である株式会社みずほ銀行常務執行役員リテール・事業法人部門共同部門長足立龍生より行いました。

受賞テーマ①「製造業の技術や知識をChatbotに集結する未来」
受賞企業：株式会社サンコー技研、株式会社アンプラット
受賞理由：全国知識製造業会議2024で出会い、意気投合。精密打抜き加工を得意とするサンコー技研の技術や知識をオープンに共有できるChatbotをわずか4ヶ月で開発し、公開に至った。今後はさらに対象領域を拡大し、製造業の技術や知識をChatbotに集結して知識を共有する未来を目指している。
参考：株式会社サンコー技研×株式会社アンプラット精密打ち抜き加工に関するChatbot『サンコー君』を共同開発

受賞テーマ②「日本の技術でベトナムの水環境課題に挑む」
受賞企業：有限会社ヴァンテック、株式会社環境内水面資源研究所
受賞理由：共に水環境問題に取り組んでいたことからディスカッションを開始。特に、ベトナムのメコンデルタ地域での養殖や水処理の課題に向き合ってきたヴァンテックが、自社技術だけでは対応できない現地の課題に対して、環境内水面資源研究所のファインバブルの技術が適用できるのではないかという仮説を立案。ベトナム訪問をアレンジして、現在、現地大手の養殖場での実証試験や、カントー大学との共同研究など、3つの実証研究を進めている。
参考：有限会社ヴァンテック ✕ 株式会社環境内水面資源研究所　ベトナムの水環境課題の解決を目指す実証試験を開始

受賞テーマ③「生体模倣コーティングによる医療機器の高付加価値化」
受賞企業：栃木精工株式会社、インテリジェント・サーフェス株式会社
受賞理由：歯科用麻酔針などの医療機器を手掛ける栃木精工と、生体親和性に優れるMPCポリマーコティーング技術を有するインテリジェントサーフェスとの連携議論について、全国知識製造業会議2024のセッションでも事例を共有。その後は事業の連携のみならず、資本提携にも発展。知識製造業のロールモデルとして、今後の展開が大いに期待される。