6/11 TAKANAWA GATEWAY LiSH Lab特別企画「新時代のラボから始まる知識研究経済圏」を開催-リバネスグループCEO丸幸弘とベンチャー創業者が登壇

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表:丸幸弘、以下リバネス)が運営パートナーとして参画する都内最大級のウェットのシェアラボ「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars' Hub Lab(通称 LiSH Lab)」が、5月13日にオープンしたことを受け、6月11日(水)にLiSH Lab共創セミナー 特別企画「新時代のラボから始まる知識研究経済圏」を開催いたします。
当日は、知識研究経済圏という新概念を提唱するリバネス代表取締役グループCEO 丸幸弘による特別講演と、入居ベンチャーの創業者によるパネルセッション、LiSH Labの見学会を実施いたしますので、ぜひご参加ください。
LiSH Labは、環境と生命科学に関連する技術を調和させ、社会実装までに時間がかかるディープテック領域の研究開発を支援し、入居ベンチャーと企業・大学・街の利用者等との共創を通じて、100年先も続く地球貢献型事業を育む場です。
リバネスグループでは、LiSH Labのオープンを契機に、科学技術が生み出す知識そのものの価値をさらに高め、ベンチャーの技術が当たり前に活用される社会をつくり、経済の中心に知識と研究を据えた「知識研究経済圏」の確立に向けて本格的に取組みを開始することとなりました。
知識研究経済圏の確立には、「知識の創出」だけでなく「知識を基盤に社会をデザインすること」が重要な視点となります。今後、金融資本主義の発展のための科学技術ではなく、知識こそが最も高い価値を持つ単位として共有され、知識を軸に経済がまわる知識資本主義の時代にシフトしていくと確信しています。この実現に向けては、社会制度や人材育成・人材流動性、持続的な投資、社会的・文化的土壌の醸成、研究成果の社会実装、地域との連携、海外との接続などを総合的に整備し、実行していく必要があります。そして、その核となるのが、まさにLiSH Labのように、知識を生み出す源泉であり、かつ、地域や企業、教育機関、行政、国際社会と連携しながら、知識を社会にブリッジするハブ機能を備えた「ラボ」の存在です。
6月11日(水)に開催するLiSH Lab共創セミナー 特別企画では、知識研究経済圏の概念を提唱するリバネス代表取締役グループCEO 丸幸弘による特別講演「資本の再定義-金融から知識へ-」と、微生物・水圏・植物ラボからそれぞれ入居ベンチャーの創業者をお招きし、環境生命科学を起点にいかに知識研究経済圏を創りあげていけるのか、街の役割・あり方とは何か、について議論します。
【概要】
開催日時:6月11日(水) 17:30-19:00
開催場所:TAKANAWA GATEWAY CITY Link Scholars’ Hub Studio1 ワークショップルーム1
<登壇者紹介>
丸 幸弘|株式会社リバネス 代表取締役 グループCEO
博士(農学)。2002年大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。異分野の技術や知識を組み合わせて新たな事業を創る「知識製造業」を営み、アジア最大級のディープテックベンチャーエコシステム「テックプランター」を構築した。世界各地のディープイシューを発掘し、地球規模の課題解決に取り組む。主な著書に『ディープテックDeepTech 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」』(日経BP)、『知識製造業の新時代』(リバネス出版)等。
鈴木 健吾 | リジェネソーム株式会社 代表取締役CEO<微生物ラボ>
2005年に東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程在学中にユーグレナ社を共同で設立。2016年博士(農学)学位取得、2019年博士(医学)学位取得。リジェネソームの親会社であるスペースシードホールディングス株式会社の代表取締役のほか、理化学研究所チームリーダー、東北大学特任教授(客員)を兼務し、当社の研究開発を担当する。
高倉 葉太|株式会社イノカ 代表取締役CEO<水圏ラボ>
東京大学工学部を卒業、同大学院暦本純一研究室で機械学習を用いた楽器の練習支援の研究を行う。2019年4月に株式会社イノカを設立。2025年経済産業省が推進するスタートアップ支援プログラム「J-Startup」に選出。サンゴ礁生態系をはじめとした海洋生態系を水槽内に再現する独自の「環境移送技術」を活用し、大企業と協同で生物多様性をテーマとした新規事業の創出を行っている。瀬戸内渚フォーラムを立ち上げ、地域の自然と経済の両立を目指す取り組みも展開。2021年10月より一般財団法人 ロートこどもみらい財団 理事に就任。同年、Forbes JAPAN「30 UNDER 30」に選出。2024年4月より一般財団法人 潮だまり財団 理事に就任。
風岡 俊希|株式会社エンドファイト 代表取締役<植物ラボ>
外資・内資系コンサルティングファームにおいて産官学の新規事業戦略立案、実行支援に従事。その後、創薬ベンチャーの経営企画、大手IT企業のアフリカにおける事業立ち上げ支援、政府系VCにおける大学発スタートアップの投資、創業・経営支援や自治体のスタートアップエコシステム構築支援を経て、エンドファイトの代表取締役兼CEOに就任。
【概要】
開催日時:6月11日(水) 17:30-19:00
開催場所:TAKANAWA GATEWAY CITY Link Scholars’ Hub Studio1 ワークショップルーム1
住所:東京都港区高輪2丁目21−1 THE LINK PILLER1 NORTH 6F
対象者:入居の可能性のあるスタートアップ、スタートアップと連携可能性のある事業会社等
参加人数:60名程度
内容:
17:30- 特別講演「資本の再定義-金融から知識へ-」
株式会社リバネス 代表取締役グループCEO 丸幸弘
18:10- パネルディスカッション
株式会社リバネス 代表取締役グループCEO 丸幸弘
リジェネソーム株式会社 代表取締役CEO 鈴木 健吾
株式会社イノカ 代表取締役CEO 高倉 葉太
株式会社エンドファイト 代表取締役 風岡 俊希
18:50- 希望者を対象としたLiSH Lab見学会
※社会実装を目指す日本最大級の実験の場LiSHについて
「TAKANAWA GATEWAY Link Scholarsʼ Hub(LiSH)」は、多様で先端的な知や技術を持つ人(Scholars)をつなげ、かけあわせる(Link)ことで、新たなビジネスと文化を創造することを目指す、広域スタートアップエコシステムの拠点です。街そのものや都市OS、駅施設などの多様なフィールド、事業創出のための資金提供、アカデミアや産業などが持つ知の集積を通じて、世界中の社会課題に対する新たなソリューションを生み出し、社会実装までをサポートします。
「LiSH Lab」は、環境・ヘルスケア分野のスタートアップを支援するシェアラボです。最新の実験機器を完備し、研究開発や技術開発、実証実験の場を提供します。フィールド・ファイナンス・知・交通利便性を兼ね備えたTAKANAWA GATEWAY CITYの特徴を活かし、JR東日本やリバネスのコミュニケーターが伴走することで、ラボの環境や実証の場が不足しているディープテックスタートアップの成長支援と、社会課題解決のための地球貢献型ビジネスの創出を目指します。

画像提供:JR東日本
<<本件に関する問い合わせ>>
担当:株式会社リバネス 高橋宏之・齊藤
MAIL:[email protected]