リバネスグループ経営強化に向けた役員人事のお知らせーリバネスの取締役に花井陳雄が就任ー

2025年7月1日より、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表:丸幸弘)の取締役として、花井陳雄(元・協和キリン株式会社 取締役会長)が就任したことをお知らせいたします。
花井陳雄は、協和発酵工業(現:協和キリン)にて抗体医薬技術「ポテリジェント」を生み出し、2003年に米国子会社であるBioWa,Incを設立、研究開発から技術導出、医薬品の上市までを牽引してきました。2012年には協和キリンの代表取締役に就任し、国内外大手製薬企業との提携や英国でのM&Aも精力的に行ってきた抗体医薬の研究開発における第一人者です。2020年3月に同社取締役会長を退任し、2020年5月1日よりリバネスキャピタルの取締役に就任、約5年間の任期を経て、2025年7月1日よりリバネスの取締役に就任しました。今後、リバネスが運営パートナーとして参画する環境生命科学系のシェアラボ「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars' Hub Lab(通称 LiSH Lab)」にて、ディープテック領域の研究開発を支援し、入居スタートアップと企業・大学等との共創を通じて、社会課題解決のための地球貢献型ビジネスの創出を目指します。
また、大手事業会社の経営・組織改革や研究開発・事業開発に関する豊富な知識・経験等を活かして、グループ投資委員としての役割を担います。グループ全体の投資戦略や資本配分、事業連携効果など、重要な意思決定に携わり、リバネスグループの経営基盤のさらなる強化を図ってまいります。
<新取締役の紹介・リバネスとの歴史>
花井陳雄(はない・のぶお) 医学博士
リバネスとの歴史は、2003年に協和発酵工業(現:協和キリン)が配信するバイオテクノロジー情報ウェブサイト「BioWorld」の抗体関連コンテンツの制作をリバネスが手がけ、当時BioWaの代表を務めていた花井陳雄に取材したことから始まりました。ウェブで連載したコンテンツは後に「抗体物語」として書籍化し、リバネス初の出版事業の立上げを実現する契機となりました。以降、協和キリンとリバネスは、パートナー企業として教育から創業まで様々なプロジェクトを展開し、リバネス創業当初から18年間もの長い歴史を築いてまいりました。2020年に協和キリンの取締役会長を退任後、リバネスキャピタル取締役としてリバネスグループにジョインしました。
<プロフィール>
1976年協和発酵工業入社後、抗体医薬の研究開発における第一人者として活躍。2003年には、自らが開発した抗体医薬関連の技術導出のため、米国BioWa社を設立、社長に就任して会社運営を担った。協和発酵キリン発足後は開発本部長として数多くの製品開発を指揮、2012年に代表取締役社長に就任し、自身が創製・開発に関わった各製品の上市を果たすとともに、国内外大手製薬企業との提携や英国でのM&Aも実現。2018年代表取締役会長、2019年取締役会長に就任、2020年3月に退任し、同年5月よりリバネスキャピタル取締役に就任。2025年7⽉より株式会社リバネス取締役。
【本件に関する問合せ】
株式会社リバネス 経営企画室 担当:松原
TEL:03-5227-4198 MAIL:[email protected]