リバネスグループの文化的基盤創出プロジェクト<GEM>2nd Season第4回を開催。テーマは「リバネス人15か条」

リバネスグループの各社経営メンバーが集うGEM
株式会社リバネスは、2026年10月7日(水)、リバネスグループの文化的基盤創出プロジェクト<GEM>2nd Seasonの第4回を開催しました。
株式会社リバネスは現在、国内外27社の主要グループ会社からなるリバネスグループを形成しており、「地球上で最も効果的な知識製造業を行う企業群になる」というミッションのもと、各社の強みを活かした連携を進めています。
その中で、グループ各社のメンバーが集い、「共通言語・共通行動パターンの多い組織は強くしなやかである」という仮説のもと、グループのカルチャーを創ることを目的に実施しているのがGEM(Group Executive Meeting)です。
<これまでのリリース>
GEMの学びを各社の組織づくりに生かす
第4回の冒頭では、株式会社リバネスノームズ取締役の藏本斉幸氏と株式会社スペースノーム研究所代表取締役の藤田大悟氏から、これまでのGEMで得た学びを自社に持ち帰り、実践した取り組みが共有されました。
藏本氏は、前回のテーマである「リーダーシップワーク」「トレーニングワーク」「ルーチンワーク」の3つの仕事を、個人だけでなく会社全体の仕事の設計にも生かす取り組みを紹介しました。
同社ではこれまで、依頼された仕事に一つひとつ対応する受託型の仕事の進め方が中心となっていました。一方で、特定の社員に知識やノウハウが蓄積され、チームへの共有が難しくなるという課題もありました。
そこで、3つの仕事の考え方をもとに、自社の事業を整理しました。新たに挑戦するトレーニングワークとして「企業のコア事業を再定義するワークショップ」、会社の柱となるリーダーシップワークとして「地域企業のブランディング」、確実に価値を提供するルーチンワークとして「記事コンテンツの制作」を位置づけ、社内で共有しています。
この取り組みにより、これまで個別の受託案件として捉えていた仕事を、会社としてどのように育て、展開していくかという視点で整理することができました。今後は、個人に蓄積された知識やノウハウをチームで共有し、組織として価値を提供できる体制づくりを目指しています。
藤田氏は、新しい仲間を迎える際の教育方針を見直した実践を紹介しました。
同社ではこれまで、新入社員にはまず業務を覚えてもらい、その過程で会社の文化や考え方を徐々に理解してもらう方針でした。しかし、GEMでの学びを通じて、入社時こそ組織の文化を伝える重要な機会だと考えるようになりました。
そこで、9月に入社した新しい社員に対しては、業務の習得に先立ち、「性善説」やQPMIサイクルなど、リバネスグループが大切にする考え方を伝えることから始めました。具体的には、リバネスの考え方をまとめた『新時代の世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。』などの書籍を改めて読んでもらい、印象に残った内容について対話する機会を設けています。また、入社当初から3つの仕事をバランスよく担うことを伝え、日常の会話でも共通言語を積極的に使うようにしています。
これにより、新入社員への教育は、業務の習得を優先する形から、組織の考え方を共有したうえで業務を学ぶ形へと変わりました。藤田氏は、この変更を前向きに捉えており、今後も日々のコミュニケーションを通じて、共通言語が自然に使われる組織づくりを進めていく考えです。

リバネスノームズの藏本氏(左)とスペースノームの藤田氏(右)
第4回の講義テーマは「リバネス人15か条」
リバネスの井上浄による講義では、「ルール(規則)」と「ノーム(規範)」の違いを入り口に、リバネス人15か条が組織の中で果たす役割を紹介しました。
井上は、ルールは従わなければならない行動の基準であり、ノームは組織が大切にする考え方の基準だと説明しました。たとえば、服装を定める校則はルールです。一方、ノームは目指す方向を共有し、具体的な行動を一人ひとりに委ねます。組織には両方が必要ですが、ノームを言葉にし、浸透させるには時間がかかると伝えました。
誰も取り組んだことのない課題には、あらかじめ決められた正解がなく、予期せぬ状況にも向き合う必要があります。共通の考え方を土台に、その場で自ら判断して動ける状態をつくることが、前例のない挑戦や変化に強い組織を支えます。
また、社内で当たり前になっている考え方や行動を、暗黙知のままにせず言葉にすることの重要性にも触れました。リバネス人15か条は、社員が自分たちの行動を振り返り、リバネスらしさを言葉にする中で生まれた、ノームの一つです。
【リバネス人15か条】
- すべての行動に理念を持ちましょう。
- 失敗を恐れずに挑戦しましょう。
- 仕事を面白くするのは自分自身です。
- 基本は全部自分の責任です。人のせいにはしない姿勢を持ちましょう。
- どんな仕事でも自分の成長とチームメンバーの成長を考えましょう。
- 「言われたとおりにやる」は不正解です。自分なりの+アルファを探しましょう。
- あなたがプロジェクトのリーダーでなくても、あなたがリーダーシップをとるべき仕事があります。
- どんなときもプレゼンテーション。雑談以外はプレゼンをする気持ちで臨みましょう。
- 人によって、また時によって言うことや判断が違います。でも本質は一緒です。
- 面白ければ認められるときが多々あります。アイデアの精度よりは、どのくらいみんなを巻き込めるかが重要です。
- 社会人としての常識は自分自身で責任をもって学びましょう。
- 何度でもチャンスをもらえる会社です。その代わり、できないことはできないと認めましょう。
- メールを送っただけでは伝えたことにはなりません。大切なことは直接もしくは電話でコミュニケーションをとることです。
- やりたいことだけをやるのではなく、やりたいことを達成するために積み上げるべきものがあることを知りましょう。
- 常に世界を変えることを考え続け、学び続けましょう。
これを受けて参加者からは、自ら仕事を面白くする姿勢や、周囲を巻き込むことの大切さについて意見が寄せられました。

新たな2件のプロジェクトに賛同、ノイキャン実験教室の実施を報告
GEM 2nd Seasonでは、「プロジェクトを作り、進めながら文化形成していく」というコンセプトのもと、参加企業のメンバーが会社の枠を越えてチームを組み、プロジェクトに取り組んでいます。
第4回の後半では、これまでのGEMから生まれたプロジェクトの進捗共有に加えて、GEMの参加メンバーが「賛同の証」として使用できる「GEM票」の対象となる、2件の新規プロジェクトのプレゼンテーションが行われました。その結果、株式会社ネストブルーと株式会社リバネスノームズによるプロジェクトが4票、そして株式会社ネストブルーと株式会社リバネスキャピタル、株式会社グローカリンク、株式会社マイロプスによるプロジェクトが2票のGEM票を獲得しました。参加者は、取り組みの目的や届けたい相手、周囲の仲間をどう巻き込むかについて議論を重ねました。
8月5日に開催した第3回のGEMで紹介されたオンライン実験教室「ノイキャン実験教室」は、8月16日に実施されました。タイガーサウンド株式会社代表取締役の馬場誠氏と株式会社スペースノーム研究所代表取締役の藤田大悟氏が連携して企画したものです。身近な音を観察し、「逆さまの波」で音を小さくするノイズキャンセルの仕組みを学ぶ内容です。音響の専門性と実験教室づくりの経験を組み合わせた取り組みとして、馬場氏からは、実験をオンラインで伝える際の気づきや、藤田氏の進行から得た学びが共有されました。
今後もGEMでは、各社での実践とグループ内での学び合いを重ねながら、リバネスグループの文化づくりを進めていきます。

なお、リバネスでは昨年度から実施しているGEMを通じて構築してきたプロセスやノウハウを体系的に整理し、企業文化の創出・変革に課題を抱える企業様に向けたサービスの開発を進めています。ご関心をお持ちの方は、リバネス環境企画室までお問い合わせください。
<GEM 2nd season 参加企業>
今年度は、リバネスグループ各社およびグループ出資先からなる下記16社が参加しています。
・株式会社アグリノーム研究所
・株式会社イノカ
・株式会社グローカリンク
・株式会社木幡計器製作所
・株式会社ジャパンモスファクトリー
・株式会社スペースノーム研究所
・タイガーサウンド株式会社
・株式会社NEST RdLAB
・株式会社ネストブルー
・株式会社ヒューマノーム研究所
・マイスターズグリット株式会社
・株式会社マイロプス
・株式会社メタジェン
・株式会社リバネスキャピタル
・株式会社リバネスナレッジ
・株式会社リバネスノームズ
◆お問い合わせ
株式会社リバネス
担当:人材開発事業部 中島 翔太
MAIL:[email protected]
TEL:03-5227-4198

