株式会社ビクセン 第4回教員向け研修会 「土星を見上げて授業をしよう」開催報告

株式会社ビクセン 第4回教員向け研修会 「土星を見上げて授業をしよう」開催報告

2010年月5日30日

株式会社リバネス11階にて、教員向け研修会 宇宙を見上げて授業をしよう(主催株式会社ビクセン、企画リバネス)が開催されました。

独立行政法人理化学研究所の飯高敏晃専任研究員をお招きし、「シュミレーションで惑星内部に迫る」というテーマで最新の研究を紹介いただきました。

また、株式会社ビクセンのスタッフによる天体望遠鏡の組み立て、ファインダー調整講座を行い、望遠鏡の使い方も体験していただけました。

土星には大小50以上の衛星が見つかっていて、その中でもタイタンは濃い大気を持つという特徴があります。大気の中には2%のメタンが含まれています。

タイタンが磁場を持たなく、また宇宙放射線の影響でメタンはすぐに分解してしまうはずですが、なぜ一定量のメタンが含まれているかは謎でした。

そこで飯高先生はシュミレーションを使ってメタンハイドレートの研究から、この謎を解き明かそうとしています。

タイタンの氷マントル中には、閉じ込められた大量のメタンが眠っているようです。

望遠鏡の種類、使い方についての講座(株式会社ビクセン)

外に出ての望遠鏡の組み立て、ファインダー調整講座(株式会社ビクセン)

今回も多くの先生にお越しいただき、ありがとうございました。

 

ぜひ、化学や物理の時間に宇宙についてお話してみてくださいね!