「環境」「次世代育成支援」に重点をおいた「企業市民活動」を展開 パナソニック株式会社

「環境」「次世代育成支援」に重点をおいた「企業市民活動」を展開 パナソニック株式会社

■教育CSR活動に対する想い

パナソニックでは「育成と共生」を活動理念に、「環境」「次世代育成支援」に重点をおいた「企業市民活動」を展開しています。特に「次世代育成支援」については、社会総がかりで取り組むべき課題という認識のもと「家庭」「学校」「地域」「NPO」「行政」と連携しながら各々の強みを活かした教育貢献を目指しています。

 

■教育CSR活動事例

「エコ・モノ語(社会科・環境・キャリア教育プログラム)」

家電製品の開発ステップと、そこに働く人々の「環境配慮」を紹介。「社会における工業製品の役割」を伝えます。

キャリア教育プログラム

モノづくりの流れと、そこにたずさわる人々の姿を紹介し働く意味の理解と職業観の醸成につなげます。

理数教育プログラム

「手づくり乾電池教室」等、モノづくり・実験などを通じて理数への興味を喚起します。

フィールドを使った環境体験学習プログラム

「ふれる」「感じる」「考える」といった本物の体験を通じて、「生き物と自分」「くらしと自分」「世界と自分」の関係に気付き、普段の暮らしを見つめなおすきっかけづくりに役立ちます。

その他

中学校や高校の職業講話 / 卒業講話等

■弊社ならではの活動、こだわり

教科・単元に密着した取り組みを大切にします。教科と連動したプログラムの提供を通じて、より子どもたちの学びに深くつながる教育貢献を目指しています。

様々な機関との連携を大切にします。より効果的な活動を展開すべく、様々な機関と連携をし、互いのノウハウやナレッジを提供し、得意分野を活かしながら効果的な活動となることを目指しています。

 

■今後の方針

次世代育成支援のグローバル展開を積極的に推進していきます。特に世界的課題である環境問題への事業的取り組みと連動して、環境教育を積極的に推進。地球規模での課題である環境問題に対して積極的に取り組んでいける「地球市民」の育成を図っていきます。

 

■担当者の声

出前授業で学校を訪問するたびに、私たちモノづくり現場の人間の話を聞いている子どもたちの「活き活きとした眼差し」に驚かされ、その度に教育貢献活動の意義を感じています。私たちはこれからも地球の未来を担う子どもたちを育むことに全力を挙げて取り組んでいきたいと考えています。

 

■会社概要

住所:〒571−8501 大阪府門真市大字門真1006番地

電話番号:06−6908−1121(大代表)

URL:http://panasonic.co.jp/

企業市民活動:http://panasonic.co.jp/cca/

事業内容:家電製品を中心に、電子部品、設備機器、システム機器や各種サービス、更には住宅に至るまで、くらしをとりまく幅広い製品やサービスをご提供し、より豊かなくらしや社会の発展に貢献しています。

社員数:384,586名(連結、2010年3月31日現在)

設立年月日:1935年(昭和10年)12月15日

 

■CSR関連情報

企業市民活動担当部署:コーポレートコミュニケーション本部 社会文化グループ

電話番号:06−6909−6700

担当人員規模:16名

社会貢献開始年:1960年

 

出典:教育CSR白書2010 (本記事は、2010年11月のものです。)