生き物の飼育の楽しさや命の大切さを 株式会社キョーリン
■教育CSR活動に対する想い
メダカに触れ合う機会を設けることで、生き物の飼育の楽しさや命の大切さを知ってもらおうとしています。メダカは学校の教材としても取り上げられていますが、真剣に飼育すれば奥の深い生き物です。学校の授業で表面をなぞるだけではなく、実際に生き物を飼育する楽しさや難しさを実感してもらいたい。
■教育CSR活動事例
姫路市立の小学校58校に教材用のメダカとエサ、飼育器具を寄贈しました。恒例行事として行うことで、多くの小学生にメダカ飼育を経験してもらいたいと思っています。
千葉市・東京都の小学校の一部にもメダカやメダカのエサを寄贈。
全国の小学校を対象に、メダカの自由研究コンテストを開催。審査の上、表彰と商品の贈呈を行っています。
宇宙メダカ研究会の総会に参加し、エサの提供や飼い方の小冊子配布などのバックアップを行っています。
■弊社ならではの活動、こだわり
国内最大のペットの展示会ジャパンペットフェア(JPF)のイベントとして生き物プレゼントクイズを行いました(2007年・2009年)。飼い方を説明した小冊子やエサを生き物と一緒に渡すことで、生き物に対する知識をしっかりと持ってもらい、健康に飼うことができる環境を提供しています。
グループ会社の神畑養魚株式会社が生きた魚を扱うプロなので、状態の良いメダカを提供する事を心がけています。自社グループ独自のノウハウを生かした丈夫で健康な魚が、情操教育や観察に役立つものと考えています。
向井さんが宇宙で行ったメダカの実験で使用されたエサを弊社で製造した縁で、宇宙メダカの研究会に現在も参加しており、参加者の飼育支援や後援を行っています。
■今後の方針
主に小学校を対象に、生き物に親しんでもらえる機会を増やす活動をさらに強化していく予定です。現在は地域限定ですが、2010年より段階的に全国規模で飼育啓蒙を開始していきたい。
■担当者の声
魚を飼育するためには水槽の中で生態系を再現する必要があります。失敗することもありますが、魚を健康に飼うために試行錯誤することで、生き物どうし繋がっているという事を直感的に理解し、命の大切さを感じて欲しいと思います。株式会社キョーリンの活動が魚を飼育するきっかけとなり、生態系や自然に関心を抱くきっかけになれば幸いです。
■会社概要
住所:姫路市南町9
電話番号:079−893−171 URL:http://www.kyorin-net.co.jp/
事業内容:観賞魚用飼料、飼育器具の国内卸及び輸出。他にグループ会社の神畑養魚が観賞魚の輸出入、観賞魚用飼育器具の輸出入及び卸、観賞魚の養殖
社員数:66名(2010年1月20日現在) 設立年月日:昭和43年11月1日
■CSR関連情報
CSR担当部署:企画部
電話番号:079−893−171
担当人員規模:2名
関連予算規模:1000千円
社会貢献開始年:2008年3月
出典:教育CSR白書2010 (本記事は、2010年11月のものです。)