株式会社ビクセン 第10回教員向け研修会 「ISSを見上げて授業をしよう」開催報告

株式会社ビクセン 第10回教員向け研修会 「ISSを見上げて授業をしよう」開催報告

2011年10月29日

株式会社リバネス11階にて、教員向け研修会 ISSを見上げて授業をしよう(主催株式会社ビクセン、企画リバネス)が開催されました。

2011年6月に宇宙へと旅立った古川宇宙飛行士、約6カ月宇宙へ滞在する予定です。彼の行き先は国際宇宙ステーション ISS、世界で一番高いところを飛ぶ、「実験棟」です。そこでは一体どのようなことが行われているのでしょうか?今回は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)矢野幸子 主任開発員を講師にお招きし、開発した宇宙用実験機材や、ISSにおける実験の様子について最新の情報をお話しいただきまいた。

また、株式会社ビクセンのスタッフによる天体望遠鏡の組み立て、ファインダー調整講座を行い、望遠鏡の使い方も体験していただけました。

 

宇宙航空研究開発機構(JAXA)矢野幸子主任研究員による講義

実際に宇宙で使用されている機材をお持ちいただきました!

 

国際宇宙ステーションISSは、高度400kmを飛ぶ実験室です。

ISSは大型バス1台分ほどの大きさの空間に、最先端の科学機器が詰め込まれています。地球上では、簡単にできる、植物への水やりや、メダカの飼育などは微小重力下のISS内では非常に難しい実験操作です。細胞の固定液が漏れたら、最悪宇宙飛行士の命にかかわります。

矢野先生が開発したISSの実験装置で、生命の謎が解き明かされようとしています。

今話題の「宇宙生物学」ですが、多くの研究者、技術者が宇宙と地球でチームを組みながら研究を進めていることが分かりました。

望遠鏡の種類、使い方についての講座(株式会社ビクセン)

外に出ての望遠鏡の組み立て、ファインダー調整講座(株式会社ビクセン)

 

今回も多くの先生にお越しいただきありがとうございました。

ぜひ、生物や物理の時間に宇宙についてお話してみてくださいね!