株式会社ビクセン 第11回教員向け研修会 「太陽を見上げて授業をしよう」開催報告
2012年2月25日
来年5月にせまった天文イベント「金環日食」を目指して、
太陽に関する最先端研究の講演と天体望遠鏡の組み立てや太陽観測の方法について体験できる教員向けの研修会をおこないました。
講師は国立天文台で太陽観測衛星「ひので」プロジェクトに参加する勝川先生。「ひので」から観た「黒点」の姿に迫りました。
また、ビクセンスタッフによる天体望遠鏡の組み立て、ファインダー調整講座、安全な太陽観測の方法についての講座、観望会を行いました。
太陽に浮かぶシミのように見える「黒点」
実は、小さな黒点一つで地球1個分の大きさがあり、内部がくぼんだ構造をしています。
この黒点、高校の物理でおなじみの「磁力線」が関係している現象なのです。
なぜ黒点は温度が低くなるのか、黒点が出来る原因、黒点が太陽にどんなことを引き起こすのか、
最先端の太陽研究について熱くお話していただきました。
今年の5月21日は「金環日食」があります。
太陽を見上げるチャンス、ぜひ多くの生徒様と空を見上げてみてください。
金環日食とは?→http://www.vixen.co.jp/se/solar_e.htm