磁性流体:海中石油事故対応に朗報。MITの開発した技術が素晴らしい

磁性流体:海中石油事故対応に朗報。MITの開発した技術が素晴らしい

2010年にメキシコ湾の海底油田で事故が起こったのを覚えているだろうか。

今回マサチューセッツ工科大(MIT)の研究者が開発した技術は、このような事態で大きな成果を上げる技術だといえる。

これは、磁石を使った新しい水と油の分離方法である。この技術を使えば、油を再精製するコストを抑え、利用可能な状態に戻すことが出来るという。

詳細は1月の磁性流体に関する国際会議で発表されるとのこと。

磁性流体とは、これのことである。

著者は、一度だけ実物を目にしたことがあるが、これは本当にふしぎだ。この磁性を帯びた流体。石油がこれに該当するということなのだろう。

最初の動画の中にも、この磁性流体のスパイク現象に見える箇所があったのに気付いただろうか。

磁石に吸い寄せられるように、回収されるオイル。この方法により、回収効率があがるということのようだ。