【開催報告】【2013/3/16】第2回超異分野学会

【開催報告】【2013/3/16】第2回超異分野学会

超異分野学会2013〜匠と科学が起こす革新〜
を実施いたしました

開催当日の3月16日(土)は天候にも恵まれ、140名の定員を超える方にご参加いただきました。大学・研究機関に所属する若手研究者、リバネス研究費の採択者、企業の方のみならず、墨田区の町工場や若手のものづくり起業家など非常に多様な研究分野、業種の方々が集まり、分野・業種を超えて活発な議論が交わされました。終了後に行われた懇親会も多くの方にご参加いただき、盛況のうちに終えることができました。

[当日スケジュール]

08:30-10:30 若手研究者 研究口頭発表
10:45-12:15 新分野ジョイント ワークショップ
ものづくり若手起業家×墨田区企業
12:15-13:15 休憩
13:30-15:30 リバネス研究費 採択者 研究口頭発表
15:30-16:15 ポスターセッション
16:30-18:00 シンポジウム テーマ「匠×サイエンスが起こす革新」
18:30-20:00 懇親会

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午後のシンポジウム終了後の全体写真

 

 


研究プレゼンテーション

リバネスと関わる若手研究者や、これまでのリバネス研究費採択者が集まり、21件の口頭発表と、16件のポスター発表が行われました。リバネス研究費採択者の発表の際には、リバネスのスタッフによるものづくり企業の方に対する解説も行われるなど、新しい試みも実施されました。

<研究者口頭発表の様子>

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<ポスターセッションの様子>
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[show_hide title=”発表者を見るにはここをクリック”]
<リバネス研究費採択者口頭発表>
・奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科 中畑泰和氏
・慶應義塾大学 医学部 高田伊知郎氏
・東海大学 工学部 梅津信二郎氏
・国立遺伝学研究所・細胞遺伝研究部門 飯田哲史氏
・京都大学ウイルス研究所 設楽宗一朗氏
・国立成育医療研究センター 飯島一智氏
・早稲田大学 基幹理工学研究科情報理工学専攻 坂本一憲氏
・京都大学大学院 医学研究科 後藤伸子氏
・山口大学 大学院医学系研究科 恒富亮一氏
・東北大学 大学院医学系研究科 田中佑治氏

<リバネス研究費採択者ポスター発表>
・奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科 中畑泰和氏
・慶應義塾大学 医学部 高田伊知郎氏
・東海大学 工学部 梅津信二郎氏
・国立遺伝学研究所・細胞遺伝研究部門 飯田哲史氏
・京都大学ウイルス研究所 設楽宗一朗氏
・国立成育医療研究センター 飯島一智氏
・早稲田大学 基幹理工学研究科情報理工学専攻 坂本一憲氏
・京都大学大学院 医学研究科 後藤伸子氏
・山口大学 大学院医学系研究科 恒富亮一氏
・東北大学 大学院医学系研究科 田中佑治氏
・群馬大学 工学部 寺脇慎一氏
・岡山大学 異分野融合先端研究コア 仁科勇太氏
・静岡県立大学大学院 薬学研究科 中沢威人氏
・横浜国立大学工学府 河合純氏
他、リバネスインターン生(学部生〜博士)による研究発表[/show_hide]


新分野ジョイント ワークショップ

若手ものづくり起業家 × 墨田区企業

ものづくり若手起業家数名が墨田区の町工場の方や機器開発系のメーカーの方に対して事業紹介を行い、その後発表した若手起業家の方々をテーブルホストに、「新しいおもちゃ」をテーマにしてworld cafe形式で白熱した議論が各テーブルで繰り広げられました。

[show_hide title=”登壇予定者を見るにはここをクリック”]
株式会社オリィ研究所
株式会社鳥人間
株式会社SHIGRAY
株式会社浜野製作所
など[/show_hide]


シンポジウム「匠×サイエンスが起こす革新」

墨田区役所の産業振興の担当者、墨田区のものづくり企業、若手の起業家など、様々な視点からサイエンスや技術でどのように世の中を変えていこうと考えているかについて講演が行われました。約2時間にわたり、総勢7名のシンポジストが自分たちの夢を熱く語る時間となりました。

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※各登壇者名をクリックすると詳細をご覧いただけます。
[show_hide title=”墨田区の今後の産業振興について
墨田区産業観光部 部長 高野祐次氏”]

takano
1982年に墨田区役所以来、墨田区の産業振興に携わり、最近ではスカイツリーの誘致・プロジェクト立ち上げに関わる。趣味は、墨田の郷土史、文化の研究。著書に、「中小企業振興条例で地域をつくる-地域内再投資力と自治体政策-」(自治体研究社/共著、2010年)がある。

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[show_hide title=”ものづくり企業とサイエンスが目指す未来
株式会社浜野製作所 代表取締役 浜野慶一 氏”]

hamano
1990年より浜野製作所社長。高度な溶接技術を元に板金加工を得意とし、電気自動車「HOKUSAI」や深海探査機「江戸っ子1号」の開発にも携わっている。さらに2012年からリバネスと共同で一点物の研究機器製造を担うEngeneering GARAGEを立ち上げた。浜野製作所 Webサイト

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[show_hide title=”ロボットで繋ぐ人と人
株式会社オリィ研究所 所長 吉藤健太朗 氏”]

ori
高校生の頃に電動車椅子の研究を行い、卒業後に工業高等専門学校にて人工知能を学ぶ。その後、早稲田大学創造理工学部へ進学し、入院や療養中の精神的ストレスの軽減を目指す癒やしロボットの研究開発を行った。製作したロボットやサービスを必要としている人に届ける活動を開始し、2012年に株式会社オリィ研究所を設立。オリィ研究所 Webサイト

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[show_hide title=”宇宙Makers、日本から世界に挑戦
合同会社ホワイトレーベルスペース・ジャパン 代表執行役員CEO 袴田武史 氏”]

hakamada
2015年12月31日までに月面に純民間開発の無人探査機を送り込む民間プロジェクトGoogle Luna X PRIZEに日本から出場する唯一のチームを率いる。次世代航空宇宙システムの概念設計手法を専門とし、一般人の宇宙への啓蒙を目的としたYuri’s NightPartyなどを企画してきた。ホワイトレーベルスペース・ジャパン Webサイト

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[show_hide title=”サイエンスで世界に貢献する
株式会社ユーグレナ 代表取締役社長 出雲充 氏”]

izumo
バングラデシュで貧困や栄養の問題に直面し、その解決を目指すことを決意。東京大学で開発されたユーグレナ(ミドリムシ)の大量培養技術をもとに2005年8月に株式会社ユーグレナを設立した。その後、様々な大学や企業と共同研究開発を進め、機能性食品事業やエネルギー事業を展開。2012年12月に東証マザーズ上場を果たした。ユーグレナ Webサイト

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[show_hide title=”リバネスが若手研究者応援プロジェクトで描く未来
株式会社リバネス 代表取締役CEO 丸幸弘、代表取締役COO 高橋修一郎”]

marutakahashi
「サイエンスをわかりやすく伝える」ことで、最先端の科学・技術と社会との乖離によって起こる問題を解決し、また異分野の科学・技術同士の融合により新しい価値を生み出すことを会社のミッションとする。若手研究者応援プロジェクトや超異分野学会を運営し、若手研究者の化学反応を促進している。
リバネス Webサイト

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