【参加者募集中】第2回アグリガレージセミナー 食と機能性の研究最前線 

【参加者募集中】第2回アグリガレージセミナー 食と機能性の研究最前線 

第2回アグリガレージセミナー 食と機能性の研究最前線

こんにちは、リバネスの塚田です。今回は、イベントのお知らせです。

食とヒトの健康との関連は、農学や医学において重要なテーマとして注目と期待が高まっています。約40年前の日本の食卓が健康に有効であったという研究発表も、この後押しになっているのではと思います。

和食は1975年ごろが最も健康的 https://news.mynavi.jp/techplus/article/20140402-a101/

リバネスでも、食品企業様、外食企業様とのお仕事の中で、食と健康に関連するお問い合わせを多く頂くようになりましたし、また連携研究などのテーマとしても、地域の産品や農産物と健康の関連を解析する研究が増えているように感じます。

そこで、今回は「食の機能性」に焦点を絞り、セミナーをお届けする予定です。果たして、このムーブメントは、食の将来をどのように変えていくのか。興味を持っている所です。

実際にこのような分野にタッチしてみて、農学分野から見ての取組みづらさは、下記の2点。

・ヒト試験って、体制の作り方も、試験計画の立て方も、分かりづらい。。

・法制度面がフクザツ。「新たな機能性表示の検討」も動いているようで、、取っ付きにくい。

慣れてくると、理解も深まりますし追いついていけるのですが、最初は結構大きなハードルでした。

今回のセミナーでは、このような点について、少しでもハードルを下げられるよう、ヒト試験を専門に行われている株式会社オルトメディコ取締役研究開発部長の鈴木直子氏、食品保健指導士・健康ジャーナル編集委員の継田治生氏をお招きして、食と機能性の研究と将来に迫ります。


第2回アグリガレージセミナー 「一からわかる、食と機能性の研究最前線」

■概要

主催:株式会社リバネス
日時:2014年4月16日(水)19:00〜20:30(18:30開場)
場所:知識創業研究センター(JR飯田橋駅 東口徒歩1分)
定員:50名
参加費:4,000円

■テーマ

健康寿命の延伸に関する事業に注目が集まる中、トクホ商品を始めとする、機能性を持つ食品の開発に高い関心が寄せられています。さらに、農林水産省による「機能性を持つ農林水産物・食品開発プロジェクト」がスタートするなど、食素材そのものの機能性研究が本格的に始まっています。
機能性に焦点をあてた商品開発と展開に当たっては、素材の安全性を確認し、ヒト試験によってその機能性を明らかにすることがその第一歩と言え、その的確な知識と経験を持つ研究者・企業との連携が欠かせません。また、「新たな機能性表示制度」の検討が始まるなど、ビジネスのための環境も大きく変わり始めています。
第二回のAGRI GARAGEセミナーでは、「一からわかる、食と機能性の研究最前線」をテーマとして、株式会社オルトメディコ取締役研究開発部長の鈴木直子氏、健康ジャーナル編集委員で食品保健指導士の継田治生を講師として招き、近年の動向や最新事例・動向をお話頂くとともに、パネルディスカッションを通して、1次産業・食産業はどのように変わるのか、ご来場の皆様とともに考えていきます。

■内容

モデーレータプレゼン(10min)
株式会社リバネス 地域開発事業部 部長 塚田 周平
健康寿命延伸に向けて、食産業は大きくこの分野に関心を寄せています。さらに、農研機構で「機能性を持つ農林水産物・食品開発プロジェクト」がスタート、食素材そのものの機能性研究が本格的に始まっています。研究・産業の動向から、今後の方向性とポイントを探ります。

テーマ1 「食機能性とヒト臨床試験の実際」(30min)
株式会社オルトメディコ 取締役研究開発部長 鈴木 直子 氏

機能性研究において、ヒト臨床試験の実施は欠かせません。しかし、臨床研究には高い専門性と公平性が求められ、どのように組み立てればよいのか、そしてどの程度の期間と費用がかかるのか、分かりにくいのも実際です。株式会社オルトメディコは、ヒト試験の実施に当たってクリニックや大学と連携し、質の高い試験の実施をサポートするサービスを展開するとともに、連携先である東京医科歯科大学、筑波大学などとの共同研究も進めるなど、高い社会貢献性を持った事業を展開しています。食品のヒト臨床試験を専門に事業化されておられる同社の鈴木様をお招きし、2点のヒト臨床試験と商品の実例をご紹介頂きながら、その実際についてお話頂きます。

テーマ2 「健康寿命延伸産業を取り巻く環境」(20min)
食品保健指導士 健康ジャーナル編集委員 継田 治生 氏

食による生活習慣病の予防など、いわゆる「健康寿命の延伸」は、今後の食分野、医療分野において重要なテーマです。医と食の連携が進む中、ビジネスとして展開するには、法制度などの環境を知っておくことが非常に重要です。食品保健指導士、健康ジャーナル編集委員の継田様をお招きし、その動向についてお話を頂きます。

パネルディスカッション(30min)
テーマ「機能性を持つ食は、未来をどう変えるのか」

■当日のタイムテーブル

19:00:モデレータープレゼンテーション 19:10:テーマ1 「食機能性とヒト臨床試験の実際」
19:40:テーマ2 「健康寿命延伸産業を取り巻く環境」
19:50:パネルディスカッション 「機能性を持つ食は、未来をどう変えるのか」
20:30:終了(21:00まで全体交流会)