日本初、株式会社からの教員向け助成金 第一回リバネス教育応援助成金採択テーマ決定

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)は、日本で初めて株式会社として学校教員向けの助成金、「リバネス教育応援助成金」を実施し、採択テーマを決定いたしましたのでお知らせします。本助成金は、民間企業が学校教員が考える新しい教育づくりへの「挑戦」を応援し、教育界の発展を加速させる取組みです。

第一回リバネス教育応援助成金は、全国からの50件を超える申請の中から、厳正な審査の結果3件の申請を採択することとなりました。審査にあたっては、活動の成果が全国の教員に波及しうるテーマを重要視して選考を行いました。採択テーマは、帝塚山中学校高等学校の八尋博士先生の「コード教育〜アプリクリエーターを目指して〜」、兵庫県立西脇高等学校の川勝和哉先生の「高い教育効果をもたらす科学研究の具体的指導方法をまとめた冊子の作成と講習会の開催」、長生学園茂原北菱高等学校「教材として転用可能な培養マスト細胞の開発」の三件です。採択者には株式会社リバネスより10万円の助成金が送られます。

 

今後リバネスでは、民間企業と学校教育の資金面での連携を補佐し、本助成金をプラットフォームとして提供してまいります。あらゆる分野で教員と企業・大学の連携による新しい教育の形を創出し続けます。

 

第一回リバネス教育応援助成金

募集内容

【対象分野】分野は問いません。生徒に新しい学びを提供する全てのテーマを募集します。

【助成内容】10万円

【採択件数】若干名

【応募締切】10月19日(日)
採択テーマ

コード教育〜アプリクリエーターを目指して〜

八尋博士 先生 帝塚山中学校高等学校

生徒たちは、ゲーム機やスマートフォン、タブレットなど便利な電子機器を日常的に利用しているが、その仕組みはブラックボックスになっている。そこで、中高生を対象としたアンドロイド用アプリ作成教室を開催し、ものづくりのおもしろさや仲間と試行錯誤しながら「モノ」を作り上げる喜びを体験する機会を創出する。
高い教育効果をもたらす科学研究の具体的指導 方法をまとめた冊子の作成と講習会の開催

川勝和哉 先生 兵庫県立西脇高等学校

これまでの経験をもとに、中学・高校で研究活動を行う際に参考となる、研究テーマの着眼点やモチベーションの上げ方などのノウハウを結集させた指導の手引きを作成する。また、大学と連携した教員向け講習会を開催し、全国の教育現場で研究活動の推進に貢献する。
教材として転用可能な培養マスト細胞の開発

西川洋史 先生 長生学園茂原北陵高等学校

社会的に関心の高い細胞培養技術を学校現場で生徒たちが体験できるように、簡易な培養方法の確立と適した細胞種の選抜を行う。培養が簡易で、アレルギーに対する応答を確認できる細胞種を扱うことで、教科書とリンクした学習効果の高い教材の開発を目指す。

■リバネス教育応援助成金とは

学校教員のみなさまの挑戦的な取り組みを支援するための助成金制度です。第一回の助成金は10万円です。本助成金は新しい部活動の立ち上げや先端科学を体験するための教材費をはじめ、教育的効果が期待されるあらゆる活動に使用していただけます。応募する学校教員のみなさまには①新たな取り組みの内容、②具体的な計画、③期待される教育効果等の項目について申請書の形で提出していただき、書類にて選考します。

 

■株式会社リバネスについて

創業当時より、学校教員と協力しながら先端科学教育を行い、世界で初めて出前実験教室の事業化に成功しました。2006年には実験教室企画、運営ノウハウを活かして、民間企業が学校教育、次世代育成に参加する仕組み「教育応援プロジェクト」を立ち上げ、100社の企業とともに学校内外にて次世代教育に貢献しています。また2012年より、全国の教員が企業の教育CSR活動を評価する「教育CSR大賞」を実施しています。

設立:2002年6月 代表者:代表取締役CEO 丸 幸弘

所在地:東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階

<本件に関するお問い合わせ先>

株式会社リバネス 教育開発事業部  吉田、中嶋、金子

〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階

TEL : 03-5227-4198 FAX:03-5227-4199

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