定期刊行冊子2015年6月号 発刊しました

リバネスの定期刊行冊子の2015年6月号が発刊されました。各雑誌の特徴と見所は次の通りです。

高校生からのサイエンス雑誌 『someone』vol.32 対象：中・高校生　仕様：B5版, 32頁 特集「広がる、海の可能性：では、科学技術の発展とともに今後さらに拡がる海の役割と、それにより実現される未来のくらしについて紹介しています。暮らしの中で影が薄れがちな海の「役割」を再認識するとともに、研究者たちが描く海とともに暮らす未来がどんなものなのか、海が持つ可能性を感じてもらえればと思います。

 

科学教育情報誌 『教育応援』vol.26 対象：中・高校教員（理科）　仕様：A4変型版, 32頁 今号の特集のテーマは中高生の課題研究です。現在、多くの学校で、生徒による課題研究が行われています。中学校や高等学校で研究が盛んに行われるようになった背景やその先に何を目指しているのかを掲載しています。また、今号では教育応援企業のプログラム参加校募集や教育応援助成金の募集もございます。ぜひそちらもご覧ください！

 

研究キャリア応援マガジン 『incu・be』vol.30 対象：理系大学生・院生　仕様：A4版, 32頁 今号は、「探しに行こう自分の場所」をボリュームアップ。多くの研究者に取材させていただきました。キャリアを考える上で、先人たちが通ってきた道や意思決定の話を聞くとこによって、新たなキャリア選択のきっかけになるはずです。特集は、「伝える力で活躍の場を切り拓け」。アウトリーチ活動が当たり前になってきた近年、研究者が「伝える力」についてどう考えているのかを知ることにより、読者のみなさんが自分の研究をさらに加速するきっかけとなれば幸いです。

 

農林水産分野の産学連携を加速する 『AgriGARAGE』vol.10 対象：農学分野等研究者　仕様：A4版, 32頁 農林水産を取り巻く重要な研究要素の一つに、細菌叢の解析があります。この 10 年で細菌叢の解析技術は大きく進展し、またさまざまな成果をもたらしてきました。今後、我々の体や生産物と微生物群の相互作用を解明する事が格段に重要性を増していくと考えられます。今号の特集「細菌叢研究最前線」では、ビジネスとアカデミアにおける研究例とその研究成果がどのような未来を創るかについて紹介します。

 

生命科学分野の産学連携を加速する 『BioGARAGE』vol.25 対象：生命科学分野等研究者　仕様：A4版, 32頁 今号では、特集で生命科学の解析手法として着実に市民権を広げてきているオミックス解析に焦点を当て、それぞれのオミックス分野の論文数の動向やメインとなる解析手法について紹介しています。また、巻頭コーナーでは京都大学奥野恭史教授へのインタビューを掲載しております。これからの計算科学を利用した創薬の可能性についてふれることのできる内容になっております。

 

工学分野の産学連携を加速する 『EngGARAGE』vol.08 対象：工学分野等研究者・技術者　仕様：A4版, 32頁 夢物語と言われるテクノロジーもあれば、明日にでも産業に活かされそうなテクノロジーもあります。宇宙産業は国家だけが関わるフェーズをとうに過ぎて大学や民間が積極的に関われる段階になってきました。特集「宇宙世紀が待ち遠しい」では、さまざまなプレーヤーがいきいきと宇宙開発・利用に携わる様子をとりあげました。TECHNOLOGY HUNTINGのコーナーでは産学双方から、「新しい世界観」をつくってくれそうな技術を取り上げています。