【関西実施報告】教員向け研修会:化学反応で発光実験〜無機・有機触媒の違いにせまる〜

【関西実施報告】教員向け研修会:化学反応で発光実験〜無機・有機触媒の違いにせまる〜

 

リバネスは、創業当時より、企業、大学、教員の皆様と協力をしながら新しい科学教育開発を行っております。

今回は現在新しい教育手法として話題の「アクティブ・ラーニング×理科教育=課題研究」をテーマとした教員向け研修会を実施しました。

 これからの社会を生き抜くために必要な力として「思考力(課題を発見する力)」、「実践力(自分で挑戦する力)、表現力(情報を入れ、言葉で伝える力)」が求められています。これらを身につける手法として私達は、研究「体験」ではなく学校の中で「研究」を行うリサーチベースドエデュケーション(RBE)という概念を掲げ、RBE教育キットや研究教室を開発し、多くの学校と共に実施をしてきました。

研究活動は、課題を発見し、解決のための手法を計画し、実施しまとめ発表するため、まさに「アクティブラーニング」であり、上記に掲げる3つの力を身につける事ができます。

今回は新指導要領から登場した「化学発光」を学べる2つキットを用いて、課題研究に挑戦する教員研修会を実施しました。

【概要】

日時:2015年7月12日(日)15:00~17:30

内容:化学反応で発光実験に挑戦

実験内容:身の回りの全ての物質は化学反応で作られ、生き物の活動も化学反応で支えられています。 この反応に欠かせないのが「触媒」です。 今回は2つの物質を使い「化学発光」を起こすことで、「触媒」と「酵素」の性質の違いを調べる研究に挑戦します。

【使用したキット】

・生物発光キット

・化学発光キット

https://www.lumica.co.jp/product

【当日の様子】

滋賀、大阪、京都から6名の中高教員に参加いただきました(化学、生物、物理教員)。

当日の流れ

・リバネスとは

・課題研究と化学発光

・実験「発光をつくってみましょう」

・研究に挑戦「疑問から仮説を立てて研究をしてみましょう」

・研究のまとめ、発表

アンケート抜粋

満足度:満足 100%

難易度:ちょうどよい 100%

感想:

・実験自体は簡易であるが、考える内容がどんどん深まる教材だと思いました。

・有機触媒の可能性を実感することができた。いろいろ薬品を準備しないとできないと思っていた発光実験が手軽にできて、いろいろな応用もできるのでよいと感じた。

・本校でも研究課題を与え、発表させる機会があるので参考になりました。

・ただ実験をするのではなく、生徒にどういうアプローチをしながら授業を展開したらよいのかを事細かに教えて頂いて非常に満足できました。

次回は10月に開催予定です。

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