サイエンスキャッスル2015、3地域で開催!109校が206演題を発表、総勢1142名が参加!

サイエンスキャッスル2015、3地域で開催!109校が206演題を発表、総勢1142名が参加!

2015年12月、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)は第4回となる中高生のための学会「サイエンスキャッスル2015」を実施いたしました。第4回となる本年度は、東北、関東、関西の会場毎にその特徴を活かしたオリジナルのテーマを設け、それぞれの会場を通じて研究と社会との関わりや、研究の先につながる未来について考えるきっかけを提供しました。

 

12/6(日) <東北大会>社会に根を張る先端研究

社会課題と向き合う東北大学を舞台に、研究がつくる未来の世界を想像してもらいました

■集合写真

12/20(日) <関東大会>科学と技術が創りだす未来

TEPIA先端技術館を舞台に、次世代の研究者と現代の研究者が高め合いました

■集合写真

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12/23(水・祝) <関西大会>身近にあふれる課題研究の種

高校にあらゆる研究者が集まり、好奇心をかきたてる研究の種を語り合いました

■集合写真

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今年度は、ロート製薬株式会社、本田技研工業株式会社をはじめとした12企業・団体、および麻布大学、大阪工業大学、国際基督教大学など4大学に協力いただきました。また日本化学会、日本生理学会など11の学会から後援を頂くなど多数の支援の中での実施を致しました。3大会を通じて、109校781名の生徒が参加し206演題を発表しました。指導教員や、見学者などの参加者を含めると総勢1142名が参加し、過去最大規模となりました。

 

■2015年度 実施実績

実施日 実施大会 参加学校数 参加者数 発表生徒数 口頭発表数 ポスター発表数
12月6日(日) 東北大会 19 168 100 11 28
12月20日(日) 関東大会 41 462 309 18 88
12月23日(水・祝) 関西大会 49 512 372 18 90
 合計 109 1142 781 47 206

 

各大会では、大学・企業の研究者らで構成される審査員が研究発表を厳正に審査し、「サイエンスキャッスル最優秀賞」を決定しました。ならびに主催 ・協賛団体による特別賞の決定・表彰など計19賞が決定しました。当日は、研究活動の発表以外にも、研究者による講演や、企業・団体による技術展示、大学生によるプロジェクト発表など、学校間と大学、企業・団体研究者の連携を促進する仕掛けを通じて、中高生が進路を考えるきっかけや、教員が新しい科学的探究活動の情報を取り入れる場を創出しました。

 

<各大会での表彰結果>

≪東北大会 ≫

■サイエンスキャッスル最優秀賞_記念写真

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表彰 受賞者(研究代表者) 発表演題
サイエンスキャッスル最優秀賞 福島成蹊高等学校  自然科学部 池上  実那 ミカヅキモのSr2+の吸収能力について
東北大学高度教養 教育・学生支援機構キャリア支援センター賞 青森県立五所川原農林高等学校 生物生産科 野菜研究室 中村  あすま 宇宙毛豆の良食味化プロジェクト -栽培技術を継承・実践・分析する-
ロート賞 宮城県仙台第三高等学校 2年理数科ベンハム研究班 千葉 愛理 モノクロのカラーテレビ
ロート賞 福島成蹊高等学校 自然科学部 池上  実那 ミカヅキモのSr2+の吸収能力について
アントレプレナー賞 静岡県立富岳館高等学校 農業クラブ(有志) 飯島 大 「究極のエコ資材」~神秘なるキノコパワー~
サイエンスキャッスル 審査員特別賞 国立沖縄工業高等専門学校 嶽本研究室 八幡 雅樹 瞬間的高圧の繰り返し処理による粉体中芽胞菌殺菌
サイエンスキャッスル ポスター特別賞  福島成蹊高等学校  自然科学部 池上  実那 ミカヅキモのSr2+の吸収能力について  
サイエンスキャッスル 最優秀ポスター賞 宮城県仙台第三高等学校 2年理数科ヒトデ抗菌研究班 細川  愛佳 ヒトデ抗菌物質の効果

 

≪関東大会 ≫

■サイエンスキャッスル最優秀賞_記念写真

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表彰 受賞者(研究代表者) 発表演題
サイエンスキャッスル最優秀賞 東京大学教育学部附属中等教育学校 生物部 加賀 三鈴 気孔開閉運動からみる植物の環境適応
TEPIA賞 秋田県由利本荘市立大内中学校 科学部 真坂 圭都 規則正しいトク音が長く続くビンの開発
ICU賞 神奈川県立平塚農業高等学校 園芸科学研究班 鈴木 優斗 ハイドロゲル・二価鉄イオンを利用したカプセル開発
サイエンスキャッスル審査員特別賞 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 2年課題研究(SLⅡ) 田中 美花 光合成の鍵を握るオブツーサの特殊な形の細胞
サイエンスキャッスル審査員特別賞 福島成蹊高等学校 自然科学部 池上 実那 ミカヅキモのSr2+の吸収能力について
サイエンスキャッスル最優秀ポスター賞 静岡市立清水桜が丘高等学校 個人有志 坂田 明穂 寄生虫「アニサキス」と海洋生物
サイエンスキャッスルポスター特別賞 和歌山信愛高等学校 信愛高2科学部 山本 昌奈実 空気砲の円でない穴からでる空気の形について

 

≪関西大会 ≫

■サイエンスキャッスル最優秀賞_記念写真

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表彰 受賞者(研究代表者) 発表演題
サイエンスキャッスル最優秀賞 岐阜県立岐山高等学校 生物部 カワニナ班 櫻井 基樹 論田川(ろんでんがわ)に生息する縦肋(じゅうろく)の多いカワニナの正体に迫る
サイエンスキャッスルディスカバリー賞 大阪府立園芸高等学校 バイオ研究部 古谷 菜摘 サボテンの栄養繁殖とインビトロ・プランツの作製
大阪工業大学賞 岡山県立倉敷天城中学校 東雲PHYSICS部 佐藤 海斗 投げるな危険?
サイエンスキャッスルポスター最優秀賞 滝川中学校・高等学校 生物部ウーパールーパー班 弓削 龍之介 飼育環境に伴うウーパールーパーの変態について~魚屋さんを救え~ 

 

本年度は、多数のご参加ありがとうございました。サイエンスキャッスルは、次年度も国内外各所にて開催して参ります。また、本年度よりサイエンスキャッスル研究費を設置し、課題研究に取り組む中高生への継続した支援も開始しておりますのでぜひご活用ください。株式会社リバネスは、今後とも「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念に沿って、中高生の研究を活性化のための様々な企画を実施して参ります。

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■株式会社リバネス

知識プラットフォームのリバネスとして、科学教育から研究者の人材育成、新事業開発までを手掛ける。2006年より「教育応援プロジェクト」を立ち上げ、独自の出前授業のノウハウを活かし、企業の実験教室プログラムの開発、実施コーディネートを行っている。プロジェクト参加企業は現在100社を数え、科学教育を推進する様々なプログラムを、全国で実施している。

以上

■本件に関するお問い合わせ先

株式会社リバネス

Email: [email protected]