【実施報告】7/3(日)「ゆめちから」栽培研究プログラム第五期教員研修会を実施しました

【実施報告】7/3(日)「ゆめちから」栽培研究プログラム第五期教員研修会を実施しました

2016年7月3日(日)に、敷島製パン株式会社(本社:愛知県名古屋市東区、代表取締役社長:盛田淳夫)と株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:丸幸弘)が推進する“自給率200%プロジェクト「ゆめちから」栽培研究プログラム”の第五期研究校の募集に際し、教員向け研修会を実施しました。

実施概要

日時:2016年7月3日(日)14:00-16:00
場所:株式会社リバネス 大阪事業所
対象:中学校・高校の教員 8名
内容:
・「ゆめちから」という品種について
・これまでの「ゆめちから」栽培研究プログラム
・授業で出来る簡単実験

「ゆめちから」という品種について

日本の食料自給率は10年以上もカロリーベースで40%前後にとどまり、特に「パン」に使用する小麦の自給率は3%程となっています。パンに使える強力小麦で日本の栽培に適したものが無いことが大きな原因の1つでした。本プログラムで栽培する「ゆめちから」は北海道農業研究センターにより開発され2009年に品種登録された超強力小麦の品種で、日本の気候でも栽培しやすいものとして期待を集めている品種です。

ゆめちからを開発した西尾先生(現東京農業大学農学部准教授)をお呼びして、ゆめちからの開発経緯、小麦栽培に関するノウハウについてご講演いただきました。

ゆめちからを利用したパンはこんなにもあるんですね!
(提供:敷島製パン株式会社)

これまでの「ゆめちから」栽培研究プログラム

2012年に始まった本プログラムはこれまでに第一期から第四期までの実施を行っています。第一期は関東の3校、第二期は関西の3校、第三期は中部の3校、第四期は関東の3校で実施しました。第四期は自由研究校も含め全国50校が「ゆめちから」の栽培に挑戦しています。各学校の活動については「ゆめちから」栽培研究プログラムのWebサイトでご覧いただけます。

過去の課題研究校である和歌山信愛高等学校の馬場先生から、プログラムに参加してみての感想や生徒の変化などをお話いただきました。

過去に栽培したゆめちからの標本も展示しました。育て方によって採れる小麦が全く異なることがわかります。

授業で出来る簡単実験

セミナーの最後に「グルテンの抽出実験」を行いました。
グルテンとは、小麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種です。小麦粉はグルテン量と質により強力粉、中力粉、薄力粉に分けられます。今回の実験では、「薄力粉」、「強力粉」、「ゆめちから」からそれぞれグルテンを抽出し、グルテン含量の違いを調べました。

グルテンを抽出するために、各小麦に水を入れて練っています。その後グルテン以外の成分を洗い流すことで、グルテン含量を測定することができます。

「ゆめちから」栽培研究プログラムとは

「ゆめちから」栽培研究プログラムは、敷島製パン株式会社を中心に利用が進んでいる、日本のパン用小麦「ゆめちから」を題材に研究していきます。小麦について考えてみると、「日頃何気なく食べているパンはどのようにして出来るのか?」「各学校の置かれる環境の中で、どのようにすればより多く、より品質の良い小麦を育てることが出来るのか?」といったたくさんの知らないことが浮かびます。
本プログラムは、実際に「ゆめちから」を育て、製粉し、パンをつくる体験を通して、上記の問いを生徒自身が考えるプログラムになります。そして、その中で、「自分自身が人との繋がりの中で生きていることを学び、自分自身以外の誰かのために行動できるきっかけ」が生まれることを目指します。

「ゆめちから」栽培研究プログラムの詳細はこちらから。

自由研究校 募集中!

「ゆめちから」栽培研究プログラム第五期の自由研究校を募集しています。自由研究校は各校独自の方法で研究していただき、途中行われるWeb上でのMissionや、12月のサイエンスキャッスルにもご参加いただけます。みなさまのご参加お待ちしています。

・研究期間:2016年9月~2017年12月
・募集校:全国の中学校・高校
・内容:超強力小麦「ゆめちから」の栽培研究
・設備条件:独自で栽培できる環境
・申込締切:2016年9月30日(金)

こちらからお申し込みください!
また、第四期以降の学校の取り組みはこちらからご覧ください!