水素エネルギー教育プロジェクト−Honda×リバネスで東京・埼玉・仙台で教員研修会を実施しました
水素エネルギーの社会受容を考えるため、本田技研工業株式会社とリバネスは共同で学校の先生向けの教員向け研修会を東京、仙台、埼玉で実施しました。当日はHondaの技術者の方による技術紹介と、昨年のフィードバックを経て開発したオリジナルの燃料電池車、miniSHS(水素ステーション)を実際に体験いただきました。
今回の経験を経て、興味を持っていただいた各学校にはオリジナルの教材をレンタルし、実際に生徒に授業を展開して頂く予定です。また、技術者による出前授業も今後実施していく予定です。
【東京会場】2016年7月24日(日)@ホンダ青山本社
参加者 35名
燃料電池スタックを開発されている森本様が今回の講師です。
各班ごとにわかれて、実験後、学校での授業展開について議論しました。
東京のど真ん中の本社1階にある、小型の水素ステーション(SHS)。このような場所に設置しても安心・安全であることを証明しています。
燃料電池車の見学です。先生方も運転席にのったり、ボンネットの燃料電池などをみて盛り上がっていました。
燃料電池車からPower Exporterを使って100V電気を送り出せます。1回の水素の充填で家庭1週間分の電気をまかなうことができます。
【宮城会場】2016年7月29日(金)@東北大学カタールサイエンスキャンパス
協力:東北大学 参加者 32名
Hondaの紹介。この日は程塚様が講師です。この日は小学生の先生が多かったです。
オリジナルで開発した3層の燃料電池スタックを実際に分解して、原理を理解した上で組み立てなおしました。
燃料電池車を使って走行実験。3セルと5セルのちがいを実感いただきました。
班ごとに、授業案の立案。水素エネルギーをどのように学校で扱うか、活発に議論してかなり具体的な案がうまれました。
【埼玉会場】2016年7月9日(火)@浦和実業高等学校
主催:埼玉県エコタウン環境課 協力:浦和実業高等学校 参加者8名
主催をいただいた埼玉県庁エコタウン環境課の松田課長から埼玉県の水素エネルギー事業について紹介をいただきました。
Hondaの技術者である岡本様による講義。燃料電池車の0号機から開発をし続けている、大ベテランの方です。
埼玉県が所有している燃料電池車の紹介。
燃料電池車の紹介後、興味のある先生に試乗をしていただきました。
埼玉県では、希望の学校があれば燃料電池車を無料で学校にもってきていただけるサービスをしています。
【燃料電池車に関するお問い合わせ】
埼玉県 環境部 エコタウン環境課
郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎3階
電話:048-830-3170ファックス:048-830-4778