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経済産業省補助事業「飛び出せJAPAN!」に採択ーベトナムの次世代育成と科学技術の発展に貢献すべく教育プログラムを試行実施

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株式会社リバネス教育総合研究所は経済産業省による平成 28年度「技術協力活用型・新興国市場開拓事業費補助金(社会課題解決型国際共同開発事業)」である「飛びだせ Japan! 世界の成長マーケットへの展開支援補助金」事業に採択され、ベトナムでの理科教育プログラムの研究開発をスタートしました。それに伴い、現地パートナーのSelfwing Vietnam と共に幼稚園・小学校・中学校に対して実験教室を試行実施しました。

経産省補助金事業「飛びだせ JAPAN!」採択企業

タイソン中学校にて実施

実験内容:研究体験ーホタルの酵素発光実験ー

日時:2016年10月28日 2時間

対象:中学校3年生 20名(ベトナムは小学校5年、中学校4年なため、日本でいう中学2年生)

ホタルの発光の原理を理解した上で、科学の力で作り出したホタルの光る元であるルシフェリンと、エネルギーであるATP、反応するための酵素であるルシフェラーゼを用いた発光実験を行いました。その上で、温度条件が変わるとどのような変化があるか、仮説を立てて、実験し、考察をするところまで一緒に考えました。

Photo by Manh Phan
Photo by Manh Phan

実験内容:風力発電装置を作ろう

日時:2016年10月28日 2時間

対象:中学校2年生  20名(日本でいう中学1年生)

ベトナムの電力の8割は海外からの輸入と言われているほど、ベトナムでは自国でのエネルギー自給率が低く課題になっている。今後、経済成長が見込まれている中で、環境への影響をできる限り小さくした状態で電気を創り出すことができるか。その1つの方法としての「風力発電」について、自分でプロペラを作ることで原理と、最も良い形を探し出す「研究開発」を体験しました。

Photo by Manh Phan
Photo by Manh Phan

実験内容:水を調査しきれいな水を手に入れろ!

日時:2016年12月2日 2時間

対象:中学校3年生  20名(日本でいう中学2年生)

ベトナムでは、水道水は飲むことができません。ペットボトルの水を購入して生活しています。また、最近北部で工場の排水により川の魚が全滅するなど、水問題が大きな課題になっています。そこで、ダナン市内にある河川の水を調査することによって、現状を理解し、これからどのように水をきれいにしていくべきか議論する研究プログラムを実施しました。PACと貝殻ペプチドによって泥水を凝集される実験、パックテストによる水質調査、中空糸膜による浄化実験など日本からの技術を使った水質研究をしました。

実験内容:微生物の力を活用しよう!

日時:2016年12月2日 2時間

対象:中学校2年生  20名(日本でいう中学1年生)

目に見えない微生物について、「酵母」を題材にしてどの材料が一番よく栄養にするかを実験して比較しました。前半に微生物について知ってもらうため、日本から微生物生態学会の先生方と作った「いいことおしえてあげる」の絵本を読み聞かせた後、ミクロな世界を実感してもらうために顕微鏡カメラを使っての観察をしました。その上で、酵母がどの食べ物が好きかを、二酸化炭素の発生量で比較する実験をしました。最後に微生物をどのように利用していきたいかをみなで考えました。

 

ゴシリエン小学校にて実施

今回、小学校では初めてベトナムの学生を事前にトレーニングし、ベトナム語にで実験教室を実施しました。事前にSkypeでプレゼンの確認を行い、前日にもメンバーで議論しながらいかに子供達がワクワクした実験ができるか、工夫を凝らしていました。

実験内容:ホタルの光をてのひらに

日時:2016年12月1日 1時間

対象:5年生 20名

ホタルの生態について学んだ後、ホタルの光の原理を実験やアニメーションを使いながら楽しく学びました。

実験内容:風力発電装置を作ろう!

日時:2016年12月1日 1時間

対象:4年生 20名

ペットボトルを使って、オリジナルの風力発電装置を開発しました。誰が一番大きな電圧を作ることができるか、羽の長さや形、数などを工夫しながら勝負しました。

 

日越幼稚園にて実施

幼稚園を対象に、「科学する心」を育むための科学実験教室を実施しました。小さい子たちなので、細かい原理とより、身近なものなどを利用して面白いことを色々できる楽しさ、科学をするともっと面白くなることを伝えました。

実験内容:タネヒコーキをとばそう!

日時:2016年12月3日 30分

対象:年長 24名

リバネススクールキットである「#3 たねヒコーキをつくろう!たねの形の大研究!」を使って、アルソミトラという生き物の仕組みを利用したグライダー作りに挑戦しました。子供達も上手にハサミを使って羽を作り、重心を調整してうまく飛ぶ飛行機を開発しました。

実験内容:アツアツひえひえ実験!

日時:2016年12月3日 30分

対象:年長 24名

ベーキングパウダーとクエン酸を水を入れて混ぜると冷たくなりながら泡(炭酸)がでてきます。これは、入浴剤や泡がでるお菓子などに使われています。簡単なものを使って、冷たくなったり暖かくなる不思議な実験に挑戦してもらいました。

今後の展開

本事業では、この他にも日本企業、ベトナム企業、大学等にヒアリングに行き、どのような方法で継続的に「理科教育」をベトナムに広げることができるか検証しました。この結果を踏まえて、今後日本で培ったノウハウを活用した事業をベトナムで創り出し、アジアの次世代の成長と科学技術の発展に貢献してまいります。

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広島生まれ、流山育ち、横浜市都筑区在住。千葉県立東葛飾高校時代には、生徒会長・議長・合唱祭委員長・理科部無線班班長などいろいろ挑戦。科学が大好きで、小さい頃か科学実験や電子工作をしていました。ボーイスカウト富士賞、アマチュア無線2級。大学時代は東工大ScienceTechnoという科学イベントサークルを立ち上げ全国でイベントを実施。日本科学未来館ボランティア1期生で、様々な立ち上げを行う。東京工業大学ではナノマシンでもあるウイルスの構造の研究で修士号取得。現在は株式会社リバネスで教育開発事業を手がける。 国際宇宙ステーションに植物の種をうちあげて、子供達に調査してもらう宇宙教育プロジェクト、等身大のロボットバトルである日テレロボットバトル日本一決定戦、吉本興業とのおもろふしぎラボ、小学生の本格ロボット教室、TEPIA先端技術館などの企画を手がけています。 日本科学未来館のボランティアの立ち上げに関わった関係で、全国ミュージアムの方の知り合いが多い。

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