【7/26(木)】宇都宮短期大学附属中学校にて出前実験教室を実施しました

【7/26(木)】宇都宮短期大学附属中学校にて出前実験教室を実施しました

2018年7月26日(木)株式会社リバネスは、宇都宮短期大学附属中学校(中高一貫コース)にて「科学捜査」をテーマにした実験教室を実施しました。

今回の実験教室は、科学の力を使って謎解きを行いながら、部屋にあった書類を一体誰が持っていってしまったのかを科学捜査員になって探し出す!というストーリーで実施しました。

手がかりになるものはなにか。まずは、現場に残っていた上着に付いていた毛のようなものをみなで顕微鏡で観察しました。すると、なにやら中心部分に黒い線が見えます。これは生き物だからこそ毛のなかにある「毛髄」と呼ばれるもので、その中には空気の粒が入っており、保温の役割を担っています。これにより上着に付いているものは化学繊維ではなく、動物の「毛」であることがわかり、ペットを飼っている人が犯人である可能性がある、と候補を絞りました。続いて、一見すると全く同じように見える黒インクのペンの成分をペーパクロマトグラフィーを用いることで、黒色を構成している色素の成分をみてみました。するとペンによってその成分の割合が異なり、犯人の用いたペンを特定することができました。そして、最後に、ブラシにのこっていた髪の毛のDNAサンプルから制限酵素を用いたDNA鑑定を行うことで、犯人を特定しました。

 マイクロピペットでの試薬採取や電気泳動など、実際に研究者が行っている本格的な実験操作に、緊張しながらも熱心に取り組む生徒たちの姿が見られました。

 教室の最後には、講師は自分の研究テーマである「植物はどうやって陸上にあがれるようになったのか」について話し、自分が生きていたわけではない大昔に起こったことを知ろうとする、一見無謀であるようなことも、昔の地球の環境や、今生きている植物の環境や身体のしくみ、残っている化石、といったさまざまな手がかりを考え、組み合わせてみることで見えてくるものがあることを話しました。このことから、なにか自分にとって無謀なことだなと感じることがあっても、まずどんなことができるか、まず考えてみること、そうすると意外とできそうな一歩目が見つかり、その一歩一歩の積み重ねがいつのまにか目標に近づくことができるんだ、というメッセージを伝えました。

制限酵素処理のための試薬の分注

電気泳動結果の観察

<参加生徒のコメント>
・とても実験が楽しかった。前よりも理科が好きになった
・実験教室を受けると理科へのイメージが良い方に変わったので良かった
・貴重な経験ができてよかった。この経験をもとに、これからの勉強に生かしていきたいと思った。

■概要

日時:2018年7月26日(木)9:30-16:30
会場:宇都宮短期大学附属中学校(中高一貫コース)
対象:中学1年生 61名
主催:株式会社リバネス

 

リバネスでは、答えのない課題に挑戦できるような出前実験教室を全国の小中高校で行っています。実験教室の実施をご希望の方は以下のお問い合わせ先にご連絡ください。

 

■お問い合わせ先:
教育開発事業部 担当:花里
TEL:03-5227-4198
E-mail:[email protected]