肥後銀行と連携してL-HUB KUMAMOTOを開設

肥後銀行と連携してL-HUB KUMAMOTOを開設

株式会社リバネス(東京都新宿区、代表:丸 幸弘)は、2019年11月11日(月)に、株式会社肥後銀行(熊本県熊本市、頭取:笠原 慶久)と連携し、熊本県熊本市にベンチャーインキュベーションスペース「L-HUB KUMAMOTO」を新規オープンします。これは、民間企業と地方銀行が連携してインキュベーションサービスを提供する初の事例です。

L-HUB(L-nest Innovation HUB(リバネス イノベーション ハブ);通称 L-HUB(エルハブ))は、ユニークな技術と情熱をもち、世界の課題解決に挑戦しようとするベンチャーの活動を加速する場です。これまでに、東京都内にL-HUB虎ノ門ならびにL-HUB飯田橋、大阪府内にL-HUB 弁天町、沖縄県内にL-HUB那覇を開設しています。

また、熊本県においては、2016年4月より、肥後銀行、熊本県、熊本大学、株式会社リバネス、熊本県工業連合会の5者から成る熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムを組成、熊本テックプランターを展開し、熊本県内の研究開発型ベンチャー企業の発掘・育成に取り組んでおります。熊本テックプランターでは、これまでの4年間で、大学の研究者・地元企業から延べ120チームがエントリーし、その中から8社のベンチャー企業が生まれました。ファンド・金融機関からの資金調達や事業会社との資本業務提携などの事例があり、熊本県においては、ベンチャー企業が活動する場所の確保や資金に関する相談などのニーズが今後高まってくると考えております。

このたび、熊本県内の研究開発型ベンチャー企業の支援を一層加速するべく、肥後銀行学園大通支店の一部を、オフィス機能、会議スペースを備えたインキュベーション施設とし、L-HUB KUMAMOTOを新規オープンする運びとなりました。利用者は、リバネスのサイエンスブリッジコミュニケーター(SBC)による経営支援、肥後銀行地域振興部によるファイナンス面のアドバイスなどを受けることができるほか、国内のL-HUBの会議室等を利用できます。地方銀行の支店内にインキュベーション施設を開設し、連携してサービスを提供する全国初の事例となります。

なお、2019年11月11日14時より、現地にて関係者を招いた開所式を実施いたします。また、オフィスの利用開始は12月1日よりとなります。

引き続き、リバネスは、「テックプランター」を開催する国内外の地域にもL-HUBプロジェクトを順次拡大していく予定です。また、熊本県においては、熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムとL-HUBプロジェクトの活動を連動し、県内の研究開発型ベンチャーの発掘・育成を一層強化して参ります。

◆L-HUB KUMAMOTO 提供サービスならびに施設概要

所在地 肥後銀行学園大通支店内(旧個人総合コンサルティングプラザ)
〒862-0971 熊本市中央区大江3-2-30
 ※支店サービス、ATMは引き続きご利用頂けます
席数 12席
提供サービス ・全国にあるL-HUBのミーティングルームの利用(予約制)
・リバネス、肥後銀行への経営相談
・少人数のオフィス環境(デスク、鍵付キャビネット、WiFi、複合機など)
月額利用料 ¥30,000/席
利用時間 【平日】8:30〜21:00 【土・日・祝】利用不可
その他 法人登記可能