第2回超異分野学会シンガポール大会 初オンライン開催のお知らせ

第2回超異分野学会シンガポール大会 初オンライン開催のお知らせ

8/21に予定しておりました第2回超異分野学会シンガポール大会は、初のオンライン開催をする運びとなりました。
オンライン実施に伴い一部プログラムを変更した開催となります。対面での議論が難しい状況でも研究を進めるための活動は継続すべく、オンラインでのパネルディスカッションを実施いたします。

◾️学会の詳細はこちらをご参照ください。
◾️オンライン聴講お申込み (リンク先のフォームが見られない場合はお手数ですが直接お問合せください)

超異分野学会は、分野・国境を超えて多様な研究テーマを集め、研究者、ベンチャー、企業、など異なる立場の視点やアイデアを織り交ぜながら、新しい研究プロジェクトの種を生み出す場です。
世界の課題を解決するためには、分野・国・文化を超えて解決策を考える・議論する場所が必要です。それを実現するために、第2回超異分野学会シンガポール大会では、まずは東南アジアの人々の豊さに関連するディープイシューに着目し、医療・食・街の3つの視点から議論します。
大学等研究機関でも研究がままならない状況にあるからこそ、社会に変革をもたらす科学技術の進歩につながる活動は、継続できる方法を開発し、実行していきたいと考えています。今後もリバネスでは、知識製造を止めることがないよう、様々なツールを活用したコミュニケーション手法の開発に取り組んでまいります。
※オンライン学会に対するリバネスの考え方はこちら

<開催概要>
第2回超異分野学会 シンガポール大会
大会テーマ:“Breaking Out of Convention – Impactful Science for Today’s Deep Issues”
日時:2020年8月21日(金)13:00〜17:00(シンガポール時間)

<当日のスケジュール>
13:00-13:10 開会式
13:10-13:30 講演: 東南アジアにおけるデジタルヘルス・AIの導入がもたらす可能性とリスク
13:30-13:50 テクノロジースプラッシュ
13:50-14:00 休憩
14:00-14:50 セッション1: 肌の健康について考える〜東南アジア特有のディープイシューとは?〜
14:50-15:00 休憩
15:00-15:50 セッション2: 食と健康〜機能性食品の観点から〜
15:50-16:00 休憩
16:00-16:50 セッション3: スマートシティーは未来の社会に『豊さ』を提供できるのか?
16:50-17:00 クロージング
※日本時間は、上記のタイムライン+1時間 となります

スペシャルゲスト講演:東南アジアにおけるデジタルヘルス・AIの導入がもたらす可能性とリスク

 

 

講演者: Dr. Hooshmand Palany Chairman, Healthcare Working Group ASEAN-Business Advisory Council
プロフィール:
Hooshmand博士は医療経済学、経営学、イノベーション、リーダーシップを専門とする医師として、現在はASEAN-BACのヘルスケア・ワーキング・グループのリーダーを務めています。それ以前は、英国の国民保健サービス(NHS)に勤務していました。また、病院の最高経営責任者(CEO)を務め、英国での勤務前はマレーシア私立病院協会の最高経営責任者(CEO)を務めた経験もあります。それらの経験を生かして、民間医療プロジェクト、国家革新庁、バイオテクノロジー公社、マレーシア保健省の様々な任務でコンサルティングを行ってきました。

 

セッション1:肌の健康について考える〜東南アジア特有のディープイシューとは?〜

 

From left, Dr. Maurice, Dr. Chai, Dr. Reid

 

パネリスト: Dr. Reid Lim (Right) Founder and CEO, MEDGIC
パネリスト: Dr. Maurice van Steensel (Left) Professor of Dermatology and Skin Biology at Lee Kong Chian School of Medicine (NTU), Skin Director at Skin Research Institute of Singapore (A*STAR)
パネリスト: Dr. Ruenn Chai Lai (Middle) Research Scientist at Institute of Medical Biology (A*STAR), Consultant at Vesiderm
モデレーター: Ms. Huiling Chan Research Development Division, Leave a Nest Singapore Pte. Ltd.
セッション内容:
このセッションでは、各地域固有のスキンケアモデルの確立が不足しているというイシューに着目します。企業、大学、政府など異なる機関において東南アジア人の皮膚の健康について研究・事業展開しているパネリストの視点から東南アジア特有の課題を解決するために必要なステップと直面するであろう課題について議論します。

 

セッション2:食と健康〜機能性食品の観点から〜

パネリスト: Dr. Dr. Natthaporn Takpho (Left) Researcher, Mitsui Chemicals Singapore R&D Centre Pte. Ltd.
パネリスト: Prof. William Chen (Middle) Michael Fam Chair Professor and Director of Food Science & Technology (NTU)
パネリスト: Dr. Shabbir M Moochhala (Right) Innovation Director, Fifth Sense Pte. Ltd.
モデレーター: Mr. Elias Tan Vice President, Innovate360
セッション内容:
食は人々の生活を継続していくために切っても切れないものの一つです。これまでも食のありかたは様々な変化をしてきました。このセッションでは、機能性食品や栄養補助食品が人の健康を考える上でどのような役割を担うことになるのか議論します。また、その発展は人々が食と向き合う方向性を変化させていくのかについて研究者、起業家の視点から議論し、30年後の食の未来を提案します。

 

セッション3:スマートシティーは未来の社会に『豊さ』を提供できるのか?

パネリスト: Ms. Monica Megawati (Left) Researcher, Mitsui Chemicals Singapore R&D Centre Pte. Ltd.
パネリスト: Mr. Ryan Jin Zhanhe (Right) Lead (Smart Cities and Future Mobility), EcoLabs Centre of Innovation for Energy, Energy Research Institute @ Nanyang Technological University, Singapore (ERI@N)
パネリスト: Mr. Lionel Sinai-Sinelnikoff (Middle) Founder & Chief Executive Officer, Ascent
セッション内容:
スマートシティー構想は各国がしのぎを削って取り組んでいます。そして、その実現は人々の生活を豊かにするものとして語られることが多いと思います。誰もがその発展を期待している中、誰もスマートシティーが我々の生活のどんな課題をどのように解決してくれるのか明確なイメージをいだけていないかもしれません。最先端の技術を導入したスマートシティーを完成させることで東南アジアの人々の生活は豊かになるのでしょうか?
今一度、我々が目指すべきスマートシティーはどんな『街』であるべきなのか議論します。

 

<お問い合わせ>
リバネスシンガポール
[email protected]