【企業向け】非研究開発部門主導で『研究開発』を生む「ブリッジフェローシップ」サービスを開始

【企業向け】非研究開発部門主導で『研究開発』を生む「ブリッジフェローシップ」サービスを開始

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:髙橋 修一郎)は、このたび研究者の専門性と企業のアセットをつないで新しい価値を生むことを目的としたサービス、非研究開発部門が主導で『研究開発』を生む「ブリッジフェローシップ」を開始します。

 

・本サービスの企画概要

本サービスは、企業が取り組む重点領域(社会への貢献領域)を基にテーマを設定し、その分野への関心と社会貢献への意欲が高い若手研究者を「ブリッジフェロー」として起用し、企業社員と協働して次世代研究者の育成と、新たな貢献分野の開拓に繋がる研究開発テーマの探索を行います。

特に、企業研究所の研究員ではない営業やサービス開発、社内人材育成等に関わる社員との連携を主としている点が特徴です。企業社員は先端の技術や知見だけでなく、仮説→検証→考察の基本的な研究的思考を研究者から学び、研究者は社会の中の活きた情報や企業が持つアセットに触れることが可能です。

研究開発テーマの探索では、先端の技術や知見を持った大学の若手研究者とビジネスや組織課題と向き合う企業の営業企画、マーケティング、経営企画、人事等の部門との協働により、通常の産学連携では生まれない領域の共同研究テーマ創出を目指します。

次世代研究者の育成では、ブリッジフェローが主体となって中高生研究者の研究伴走支援を行います。企業にとっては支援を通じてテーマへの関心を持った次世代育成がミッションであり、ブリッジフェローは自身の持つ知識アセットの棚卸しと、非専門家とのコミュニケーションを学ぶとともに、企業と協働する「重点領域テーマ」の理解を深めることを目的としています。

本サービスでは、リバネスのコミュニケーターがプロジェクト設計、実施支援を行い、ブリッジフェロー、企業社員、コミュニケーター三者でプロジェクトが進行します。

<サービス概要>

実施期間:6ヶ月〜

内容:
・ブリッジフェローの募集領域設定・募集
・中高生向け研究支援テーマの設定・募集
・ブリッジフェロー×貴社による連携テーマ創出支援

 

・企画背景

あらゆる部門で、ゼロからイチを生み出す、「研究的思考」が必要となってきています。産学連携による共同研究が加速する一方で、顧客や社会のニーズと密接に接する営業やマーケティング等の非研究部門と研究者との連携事例は多くありません。「研究者との話し方がわからない」「どんな連携ができるかイメージが沸かない」といった声が産業界側にある一方で、研究者側も「ビジネス分野でどのような思考をしたらいいかわからない」「どんな貢献ができるかわからない」といった悩みがありました。

リバネスでは、異なる専門性を持った人材同士をつなぎ、新たなプロジェクトを生み出すサイエンスブリッジコミュニケーションにより、これまで多くの事業を創出してまいりました。本サービスにおいてもコミュニケーターが2者の間に立ち、連携を加速します。

また、本サービスに参画する大学研究者は、立ち上げたプロジェクトをすすめるための研究費が得られることはもちろん、アイデアを考えるプロセスには謝金・勤務の証明が提供されます。研究者の新しい「仕事」の創出になっている点も大きなポイントです。

各プログラムは対象者に合わせて設計可能です。詳細にご興味ある方は問い合わせ先までご連絡ください。

 

<参考>

・非研究開発型企業が若手研究者と始める自社の価値創造(株式会社池田理化「池田理化ブリッジフェローシップ制度」の挑戦|人材応援 vol.17, P26 参照 

 

<問い合わせ先>
株式会社リバネス 人材開発事業部(担当:立花)
Tel:03-5227-4198
Mail:[email protected]