戸田市の教頭会においてワクワクジョブクラフティング研修会を実施しました
株式会社リバネスでは、埼玉県戸田市の教頭会において、ワクワク・ジョブクラフティング研修を実施しました。当日は、戸田市内の小中学校の教頭先生が19名参加しました。
リバネス教育総合研究センターでは、2016年から「ワクワク」を主体的な行動の起点になる力であり、他者に伝播(情動伝染)するものとして捉え、研究を開始しました。現在では、経産省の未来の教室が目指す姿においても、「ワクワク」が中心に据えられており、その重要性は高まっています。
本研修は、「教頭先生が自分自身の「ワクワク」を言語化し、自分が主語となった仕事(自分なりの手触り感のある仕事)とは何か?を考えること」を目的に実施しました。
研修の最初に、ジョブクラフティングの考え方を紹介した後、グループディスカッションも取り入れたワークを行いました。研修の最後には、各自が手触り感のある仕事を何者として実践するのかについて「第二の名刺」として表現しました。
ジョブクラフティングとは、「今の仕事に、自分自身のワクワクを加えることで、自分なりの手触り感のある仕事へ変えること」を意味します。学校教育法で定義される教頭先生の職務内容に、自身のワクワクを加えることで、自分が定義した仕事へ変換することがポイントになります。
研修の最後には、同じものが存在しないオリジナルの第二の名刺が19枚出来上がりました。
本研修を終えて、参加者からは以下のような感想をいただきました。
・自分の職務の価値、面白さに気づきました。
・自分がワクワクするポイントが分かりました。
・改めて自分の仕事へのモチベーションを確認することができました。
・ビジョンを掲げ、目標達成に向けてワクワクする気持ちを大切にしつつ、周囲と協働することを諦めないようにしたいと思います。
・自分の大切にしてきたこと、していることへの気づきを得ました。
今回の研修講師はこちら:
・中島翔太 教育総合研究センター 研究員
東京農工大学大学院応用化学専攻修了。2015年にリバネス入社。入社時から教育開発事業部にて、企業の教育プログラム開発、中高生向けの学会サイエンスキャッスルの企画統括、小学生向けのロボット教室運営・実施に従事。2017年からは大阪の中高一貫校と連携し、学校教員と大学研究者やベンチャー企業とが連携し、共同プロジェクトの発足を推進。学校と社会との繋がりを太くし、新しい学校づくりに挑戦している。
・前田里美 教育総合研究センター センター長
高校を卒業後、渡米。人間工学心理学の修士、博士を取得後帰国。2010年にリバネスに入社。入社当初から、多くのグローバル人材育成プログラム育成研修の企画開発、講師を経験。現在は、教員向けの研修事業の開発実施も行う。英語でのファシリテーション実施経験あり。10年のファシリテーション経験あり。
・森安康雄 教育総合研究センター 主席研究員
元ベネッセホールディングスEdTech Lab部長。ベネッセ在職中は30年以上にわたりデジタル教育事業開発を中心とした国内外の関連業務をリードし、Udemyの日本導入などR&Dから事業化までのプロセスに数多く関わった。2016年11月ベネッセ退職。2017年2月にリバネスに第三新卒第一号として入社し、教育開発事業、人材開発事業を担当。同時に教育総合研究センター主席研究員として自己効力感開発に繋がる「ワクワク」研究に取り組んでいる。2020年5月よりリバネスキャピタル取締役に就任。埼玉県戸田市教育委員会21世紀型スキル育成アドバイザー。
研修に関するご関心がございましたら、ご連絡ください。
お問い合わせ先はこちら:
株式会社リバネス 担当:中島(なかしま)・前田(まえだ)
メールアドレス:[email protected]
TEL:03-5227-4198