【企業向け】若手〜中堅研究員の新規テーマ創出力を鍛える「クロステックプログラム」サービスを開始

【企業向け】若手〜中堅研究員の新規テーマ創出力を鍛える「クロステックプログラム」サービスを開始

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:髙橋 修一郎)はこのたび、企業研究員向けの「クロステックプログラム」を開始しました。本サービスは、企業の若手〜中堅研究員が土地勘の薄い異分野研究者との共同研究テーマを立案する経験を通じて、自社の新規テーマ創出を加速する連携仮説を立てる力を鍛えるプログラムです。

・本サービスの企画概要

 本サービスは、各種競争的研究資金に採択されなかった申請書など「研究者の未活用アイデア」を集積するプラットフォームサービス「L-RAD」と連携した人材開発プログラムです。プログラムでは、研究員本人の専門領域と未着手の先端研究テーマを重ね合わせ、新たな価値創出につながる共同研究テーマを創発すること目指します。

 プログラムではL-RADで約1000個のテーマを閲覧し、研究アイデアを大量に出すところからスタートします。データベース内の研究者と直接のネットワークを持つリバネスのコミュニケーターとともに外部研究者と面談し、アイデアをブラッシュアップしながら、研究者自身の決断により次のステップに進めるアイデアを選定します。テーマ創出にあたっては、対象となる研究員とその上長がペアになって進めていくことで、社内発表後の実現可能性が高いテーマ案が出せます。 本プログラムを通じて、土地勘の薄い異分野研究のインプットはもちろん、研究所内における「研究員発」の新規テーマ創出のプロセスを体感しながら、外部と連携した仮説提案力を鍛える事が可能です。

参加者の声

・1000テーマという膨大な異分野のテーマをインプットする経験が、強制的に自身の視野を広げる機会となった。

・1000テーマの中から「これ」と思うものを厳選して15件程度選定していくプロセスの中で、複数のテーマがふっとつながり、オリジナルのテーマが生まれるという経験をした。「新規テーマを外から見つける」感覚をつかめた気がする。

サービスでは「クロステックプログラム」では、異なる専門性を持った人材を繋ぎ、テーマ創出を生み出すトレーニングを積んできたリバネスのサイエンスブリッジコミュニケーターが同席しテーマ創出を加速します。

・本サービス実施の背景

L-RAD(エルラド)は、アカデミア研究者の産業応用の可能性があるものの提案する先がない「未活用の研究アイデア」を集積するプラットフォームです。運営者である株式会社リバネスのコミュニケーターがアカデミアの研究者と様々な企業とを接続することで、共同研究プロジェクトを創出することを目指しています。

過去数年の間に各種競争的研究資金へ申請された申請書のみが掲載されており、研究計画まで練られた手つかずの研究テーマとしては最新情報といえる情報源である点。かつ200−300万円程度の共同研究費を求めるテーマが非常に多く、比較的低いハードルで共同研究を立ち上げられる規模感になっている点も特徴です。(7月1日現在、1,986件が登録)

URL:https://l-rad.net/

「クロステックプログラム」では、はデータベースの提供にとどまらず、L-RAD導入企業の若手〜中堅研究員の仮説構築力、ネットワーク構築力、発信力を鍛える人材育成も担っています。本サービスを通じて、L-RADによる研究テーマ創出をさらに加速していくことを目指しています。

 

<サービス概要>

対象:10年目以降の若手〜中堅企業研究員

実施期間:3ヶ月(①〜④実施、L-RAD使用期間3ヶ月)

 

<プログラムの流れ>

<本プログラムで身に付く要素>

・共同研究立案に向けた連携仮説を立てる(仮説構築力)

・外部研究者とのネットワークを構築する(コミュニケーション力)

・実現に向けて貴社内で発信し、周囲を巻き込む(発信力)

 

<L-RAD導入事例:三井化学株式会社>

https://l-rad.net/2021/06/17/xtech_mitsuichemicals/

 

各プログラムは対象者に合わせて設計可能です。

詳細にご興味ある方はこちらまでご連絡ください。

 

お問い合わせ

株式会社リバネス 人材開発事業部(担当:齊藤・井上剛史)

E-mail:[email protected]