【自治体・運営機関向け】ライフサイエンス系スタートアップの成長を加速するインキュベーションラボの支援プログラムを提供開始
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表:丸幸弘、以下「リバネス」)は、このたび、自治体やインキュベーション運営機関向けに提供するライフサイエンス系スタートアップの成長を加速するインキュベーションラボ設立支援サービスを開始いたします。
リバネスでは、2020年より、バイオ系研究施設の設計や施設の運用ノウハウ、そしてそこからスタートアップを巣立たせるまでの一連の育成ノウハウを外部に実装し、スタートアップの育成を促すしくみを構築する「スタートアップビルド事業」開始しています。このたびのリリースは、「スタートアップビルド事業」を体系化し、導入可能なプログラムを拡充したものになります。本サービスを通じて、リバネスはより一層国内外のスタートアップの成長を促す環境構築を加速して参ります。
背景
現在、多数の研究開発型スタートアップがうまれてきていますが、ライフサイエンス系のチームの中には、充実した研究開発環境を必要としているにも関わらず、自社でラボを構えることが難しいシード、アーリー段階のチームも多く存在します。創業期に実験設備が整った自社ラボを持つことは容易ではなく、日本においては研究開発機能を伴うインキュベーション施設も不足しています。
また、このようなニーズの高まりを受けて、現在全国で関連施設の整備が進んできていますが、施設を作ったものの実質的な支援ができず、チームの成長を促せていない現状があります。そこで、リバネスが長年培ってきた、研究施設の設計や施設の運用ノウハウ、そしてそこからスタートアップを巣立たせるまでの一連の育成ノウハウを外部に実装し、スタートアップの育成を促すしくみを構築する「スタートアップビルド事業」を2020年より開始しました。
2020.9 リバネス、「スタートアップビルド事業」を開始/インキュベーション施設の設計・運営体制構築から、入居者の育成支援までをワンストップで提供
本サービスの概要
リバネスでは、過去の全国のバイオインキュベーションのヒアリング調査等を通じて、入居チームの成長を促すインキュベーション施設の効果的な運用には、設備のスペックだけでなく、コミュニケータが介在したハンズオン支援が重要であると結論付けています。
そこで、研究開発を伴うスタートアップを対象にしたインキュベーション施設の設計、運営体制構築、施設の運用支援に加え、入居するスタートアップの事業化支援までをワンストップで行います。
<1年間のプログラム構成例>
<導入可能サービス一覧>
(開設前の施設向け支援)
・インキュベーションラボ開設に向けた企画設計、調査
・想定ユーザー層へのヒアリング調査
・運営スキームの構築支援
(開設後の施設向け支援)
・入居候補チームの探索、調査
・インキュベーション施設の周知広報企画の実施
(入居チームの成長支援)
・入居チーム向け資金調達支援プログラム(投資プレゼン会)の企画運営
・入居チーム向け知財戦略支援セミナーの企画運営
・入居チーム向けバックオフィス支援サービスの提供
ご希望に沿って適宜カスタマイズ可能です。詳細はお問合せください。
<事業の導入実績>
2020年10月には、神戸医療産業都市のクリエイティブラボ神戸(以下「CLIK」)の2階にライフサイエンス系スタートアップを対象にしたインキュベーション施設「スタートアップ・クリエイティブラボ」(以下「SCL」)を開設し、神戸市、神戸都市振興サービス株式会社、株式会社Inner Resource(以下「インナーリソース」)の4者で運営を行っています。
<本リリースに関するお問合せ>
株式会社リバネス 知識創業研究センター
担当:中嶋 香織
[email protected]