【4カ国15校が集結】TSUNAGU Research Project 2023 が始動しました!
Tsunagu Research Project 2023では、2023年6月6日(火)、にオンラインにてキックオフイベントを実施しました。
株式会社リバネスは、2020年にグローバルな社会課題の解決を目指して中高生が国際共同研究を行う「Tsunagu Research Project」を発足しました。日本語の「つながり」を意味する「TSUNAGU」に由来するこのプロジェクトでは、生徒たちが考えやアイデアを共有し、互いに学び合い、よりグローバルな文脈で研究の新たな魅力や価値を認識する機会を提供することを目的として、東南アジアの国々と日本、中高生たちと大学・研究機関の研究者など文化や研究分野、年齢を超える多様な存在のつながりを生み出しています。
今回実施したキックオフイベントの目的は、参加校の生徒や、本プログラムで中高生の研究を応援するメンター、パートナーと共にTsunagu Research Projectで目指す世界やこの1年間の取り組みについて共通認識を持ち、仲間として共に研究を始める一歩を踏み出すことです。今年度は30チーム、135名の中高生が参加し、13名の研究メンターが彼らの研究をアドバイス等を通して伴走支援します。
課題提示国と研究テーマについて
Tsunagu Research Projectでは、毎年、本取り組みに参加している国の課題に焦点を当て、研究テーマの方向性として提示しています。今年度の課題提示国はシンガポール、テーマは「水と食の確保」です。
天然資源、特に食料と水の分野に関する問題の特定や、調査、解決策につながる研究を行います。
本テーマの設定に伴い、本イベントでは、The Food Bank Singaporeのオペレーションと資金調達のマネージャーであるJameson Chow氏に基調講演をいただきました。シンガポールは先進国だから食糧問題はないという一般的な認識に反してシンガポールが現在直面している食糧の問題について熱く語ってくれました。
プロジェクトの成果発表について
また今年度の「Tsunagu Research Project」の最終発表は、中高生のための学会「サイエンスキャッスル」のASIA大会で行われます。サイエンスキャッスルは、中高生による研究発表の場を提供し、次世代研究者育成を促進することで、アジアや世界が直面する社会的課題を解決するための科学と技術を発展に貢献する取り組みです。参加校は、サイエンスキャッスルでのポスター発表に向け、研究メンターと共に約半年間の研究に取り組みます。
2023年度参加校一覧
Japan |
1. 西大和学園高等学校 |
2. 山形県立米沢興譲館高等学校 |
Malaysia |
1. SM SAINS SELANGOR |
2. SMK CONVENT JALAN PEEL |
3. SMK Saint Luke |
4. SMS TENGKU MUHAMMAD FARIS PETRA |
Philippines |
1. Corpus Christi School |
2. Kong Hua School |
3. Liceo del Verbo Divino, Inc. |
4. Philippine Science High School – Bicol Region Campus |
5. University of the Philippines High School in Iloilo |
Singapore |
1. Clementi Town Secondary School |
2. School of Science and Technology |
3. St Jospeh's institution |
4. Waseda Shibuya High School |
キックオフイベント 概要
TSUNAGU研究テーマ2023: 水と食の確保
課題提示国:シンガポール
開催日:2023年6月6日(火)
時間:16:00~17:30(MYT、SGT、PHT)、17:00~18:30(JST)
Tsunagu Research Project 公式ウェブサイト:https://tsunagu.lne.st/
お問い合わせ
本プロジェクトに参加していただける企業・大学機関、参加にご興味がある学校さまは、以下のご連絡先へお問い合わせください。
リバネス教育開発事業部
担当:小山、橋本、前田
メール:[email protected]