「実施報告」 7月22日 須賀学園実験教室 「画像認識AIを使いこなそう〜自作AIでやりたいことへ挑戦する〜」を実施しました。

「実施報告」 7月22日 須賀学園実験教室  「画像認識AIを使いこなそう〜自作AIでやりたいことへ挑戦する〜」を実施しました。

株式会社リバネスは、宇都宮短期大学附属高校(栃木県宇都宮市)にて、2023年7月22日(土)に出前実験教室を実施しました。本実験教室には、高校1年生合計72名が参加しました。実験教室内では「画像認識AIを使いこなそう」というタイトルのもと、参加者全員が研究者の一員となって、ディスカッション及び実験(AIモデル作成、モデル検証)を行いました。

後半には、「班で協力して対象をAIで判別してみよう」というミッションから、各班の興味が深掘りできるAIモデルを作成し、そのモデルの精度を検証し、発表するワークを行いました。

【概要】
日時:7月22日(土)9:00〜15:30
場所:宇都宮短期大学附属高校
対象:高校1年生72名
タイトル:「画像認識AIを使いこなそう〜自作AIでやりたいことへ挑戦する〜」
内容:AIモデル作成、検証、ディスカッションワーク

【当日の様子】
実験教室では、生徒全員が研究員となり、「どのお肉が焼けているのか判別できるAIモデルを開発しよう」をテーマに、プログラミングを行わずともAIモデルを簡易的に作成できるヒューマノームアイズを用い、画像中の焼肉が焼けているかどうか判別する企画を行いました。

 

このテーマではまず、肉の焼けている画像と焼けていない画像を選択し、学習させる(アノテーション)ことから始めました。その後、完成したAIモデルに対し、別の新しい焼肉の画像を読み込ませ、判別できるかを確認しました。これにより、同じ画像を用いたとしても学習させる範囲一つでAIモデルの精度が大きく変わることを学びました。

講師の話 焼肉の画像をアノテーションする様子

実験教室後半では、班毎にそれぞれが自分の興味を発表し、その中でも班として特に作成したいAIモデルは何かを決定しました。また、どうすればそのAIモデルが開発できるのか、実際にAIに学習させる画像を集め、自分たちでAIモデルの開発に取り組みました。各班からは、人の顔や動物、植物など、様々なテーマが挙がり、興味関心に基づいた、ユニークなテーマでのAIモデル開発が行われ、その内容は各班でのプレゼンテーションにて発表されました。。
そして、実験教室最後には講師より、AIを初めとした科学技術を活用し、自分の興味関心をふ深掘り挑戦して欲しいことを具体例を交えて説明し、自ら一歩を踏み出して行動するための武器は、実は身近なところに沢山あることが伝えられ、実験教室は終了しました。

 

各班で作成したいAIを決める様子 AIモデルの開発風景
発表の様子 発表の様子

 

⚪︎参加した生徒の感想

・画像認識AIは聞いたことはあっても利用したことはなかったので、楽しかったし、またやっってみたいと思いました。

・研究をやろうとは思っていませんでしたが、この講義を受けて、研究に積極的に取り組み、みんなが、生きやすい環境を作りたいと思った スタッフのみなさんには、とても感謝しています。ありがとうございました。

・実験教室で自分が思っているよりも色々な分野と仕事があると知ることができました。 今後の進路に役立てたいです。

・教室に参加する前まではマイナスなイメージを持っていたけど参加したことですごく科学って面白いなと感じることができたので勉強を頑張りたいと思います。ありがとうございました!

・実験教室を受ける前は科学や物理は難しいというイメージを持っていましたが、実験教室を受けてみて、科学の凄さやAIの身近さを改めて知ることができました。スタッフの方々が優しく、そしてわかりやすく話してくださったので、AIや理科の面白さに気づくことができ、実験教室も楽しむことができました。スタッフの方々、今日はお忙しい中、足を運んでいただきありがとうございました。

 

 

リバネスでは、最先端の科学やものづくりのアイデアを用いた実験教室を様々な学校や学年を対象に実施しております。出張訪問型の他、オンラインを活用した企画開発も積極的に実施をしています。ご興味をお持ちの方は下記お問い合わせ先までご連絡ください。

株式会社リバネス
教育開発事業部(吉川)
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TEL:03-5227-4198