【8/5 超異分野学会大阪大会2023】パネルディスカッション:小さな分解者達の力が動かすプラネタリーヘルス

【8/5 超異分野学会大阪大会2023】パネルディスカッション:小さな分解者達の力が動かすプラネタリーヘルス

8月5日(土)15:20-16:10

セッションパートナー 株式会社ユーグレナ

地球上に植物が誕生して以来、植物は成長と分解というプロセスを繰り返しながら地球上を肥沃にしてきた。このプロセスの中で、微生物や昆虫といった小さな生き物たちが分解者という重要な役割を担い続けてきた。成長と分解のプロセスは長い間バランスをとってきたが、人類による大量の植物由来の残渣の産出によってこのバランスが崩れている。その問題解決を化学プロセスの導入などによって進める動きもあるが、本セッションでは改めて微生物や昆虫が持つ力に焦点を当てたい。さらに、地球の健康を増進するプロセスの中で新たな産業を生み出せる可能性についても議論したい。

HIC

大会概要

実施日時 2023年8月5日(土)9:30-18:00
実施場所 オービックホール(大阪市中央区)
主催 株式会社リバネス
パートナー アサヒ飲料株式会社
株式会社池田泉州銀行
株式会社サタケ
東洋紡株式会社
株式会社バイオインパクト
長谷虎紡績株式会社
株式会社フォーカスシステムズ
マイキャン・テクノロジーズ株式会社
株式会社ユーグレナ
ロート製薬株式会社
URL https://hic.lne.st/archive/osaka2023/

小さな分解者達の力が動かすプラネタリーヘルス

登壇者

石田 陽佑 氏
株式会社TOMUSHI 代表取締役CEO

秋田県大館市生まれの26歳双子の弟。青山学院大学在学中にスタートアップへのインターンを経て渋谷で起業し失敗。その後秋田県へ戻り2018年からカブトムシの研究に没頭。2019年に株式会社TOMUSHIを設立。初期費用は祖父祖母から出してもらいガレージからスタート。ムシキング世代に育ち、大好きなカブトムシの力を日本中、そして世界に広めるため、日々邁進中。

松浦 健二 氏
京都大学大学院 農学研究科 教授

京都大学農学部農林生物学科卒業、京都大学大学院農学研究科博士課程修了 博士(農学)。ハーバード大学進化生物学分野博士研究員、岡山大学准教授などを経て、2012年より現職。2022年より京都大学理事補(研究・評価担当)。専門は社会生物学、進化生態学、応用昆虫学。「昆虫の社会を知り尽くす」をテーマに、主にシロアリを研究材料として繁殖システム、フェロモン、行動、進化の研究を行っている。応用展開として、未利用植物バイオマスを用いてシロアリを増殖し、家畜飼料として利用する新たな食料生産システムの開発にも取り組んでいる。著書に『シロアリ 女王様、その手がありましたか』(岩波書店)など。

原 啓文 氏
東京大学大学院 農学生命科学研究科 特任准教授

1996年 久留米工業高等専門学校卒、2003年 長岡技術科学大学大学院工学研究科博士課程修了。2003年〜2006年 カナダ・ブリティッシュコロンビア大学、2006年〜2008年 東京大学大学院農学生命科学研究科でポスドク研究員の後、2008年〜2013年 岡山理科大学工学部、2013年〜2021年 マレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院で講師・准教授として勤めたのち、2021年から現職。さまざまな環境条件下に存在する微生物の特徴的な機能の基礎研究、およびこれらを利用した応用研究に取り組んでいる。

〈モデレーター〉
鈴木 健吾 氏
株式会社ユーグレナ 執行役員CTO

博士(農学)/博士(医学)。2005年東京大学在学中に株式会社ユーグレナの設立に携わり、共同創業者の一人として研究開発の責任者を担当して現在に至る。微細藻類の一種であるユーグレナの大量培養に関連した技術開発を中心に手掛ける。2016年に東京大学大学院で博士(農学)、2019年に北里大学大学院で博士(医学)の学位取得。現在は理化学研究所 微細藻類生産制御技術研究チーム チームリーダー、マレーシア工科大学 マレーシア日本国際工科院 客員教授、東北大学未来型医療創造卓越大学院プログラム 特任教授(客員)を務める。

聴講・参加申し込み受付中

超異分野学会では、アカデミア、ベンチャー、大企業、町工場、自治体、中学・高校生など多くの皆さまの来場をお待ちしております。

お問い合わせ

本件に関するお問い合わせは以下までお願いします。

株式会社リバネス 大阪本社 研究開発事業部
担当:井上、石尾
MAIL: [email protected]
TEL:06-6125-5622