茨城県土浦第一高等学校海外研修(SEG)の事前研修を実施しました!

茨城県土浦第一高等学校海外研修(SEG)の事前研修を実施しました!

株式会社リバネスは、2024年3月に行われる茨城県立土浦第一高校のボストン海外研修(Science Explore Group SEG) の事前研修を行いました。

土浦第一高校のSEGは、2010年から取り組んでいる同校の海外研修企画で、約1週間にわたりワシントン、ボストンの研究機関や博物館を訪問します。リバネスでは、この企画の事前研修と後半のボストンでの2日間の企画のコーディネートを担当します。

SEGのボストン訪問では、Massachusetts Institute of Technology (MIT) や Harvard University の第一線で活躍している研究者を訪問します。本研修では、基礎研究から応用研究に関わる人たちに出会い、ディスカッションをすることによって、最先端の研究への知的好奇心を刺激することにとどまらず、生徒にとって留学というキャリアや、研究と社会の関連について考えることを狙いとしています。また、今年のSEGでは、生徒たちそれぞれが会いたいと思う研究者を探し出し、アポイント調整に挑戦します。

今年のSEGでは、3月の渡航に向けて、今回リバネスは、2回の事前研修や事前課題、オンラインメンタリングを実施し、生徒たちの海外研修へ向けた準備を伴走します。

12月7日に実施した第1回目の事前研修では、「自分の問いと衝動を見つけよう」をテーマに、自分自身の興味関心や課題意識を深堀りし、より魅力的な自己紹介を作るワークを行いました。また12月20日に実施した2回目の研修では、「訪問先の研究者に橋をかけよう」をテーマに、相手の土台を理解することの大切さを学び、そのために論文を含めた複数観点から訪問を希望する研究者について学ぶワークを行いました。

生徒は、ここから自分で選んだ研究者へアポイントの調整に挑戦します。また、MITの研究室訪問で行う7分間の研究プレゼンテーションのアイデアを考え始めます。渡航までまだ時間はありますが、参加生徒たちは皆、モチベーション高く研修に臨んでいました。


12月7日実施の様子

自分の問いと衝動を知ることの重要性を語る講師 自分の問いや興味関心の方向性を交えながら、各自自己紹介を行う様子


12月20日実施の様子

MITで実際に研究をしていた講師から実話を交えたMITの紹介 他己紹介として自分が会いたい研究者の紹介をしている様子

 

<生徒たちの事前研修後の感想>

・ただ名前を言うだけでは、相手に伝わらない上、どうして私に?って相手もなってしまう。 自分と相手を繋ぐ橋となるものなのでしっかりと仕上げたい。

・改めて自分と向き合うことで、自分が何を考えていたのか、疑問に思ったり、うまく答えが出せないでいたから。

・自己紹介において、相手を共感させることが非常に重要であるということが理解できた。

・実際に他己紹介をしてみたり、聞いてみたりすることでどんな紹介が相手に橋をかけやすいのか実感することができた。

・論文を読む時にどこを読むことが大切なのかわかった。論文を読む時に研究者のやりたいことを理解するとその後の論文の読解が繋がりを感じれるようになるとわかった。

 

本件に関する問い合わせは、リバネス教育開発事業部 担当:前田、田濤、櫻井 ([email protected]) もしくは03-5227-4198 までお願い致します。