新橋・虎ノ門地区におけるイノベーション創出を支える場づくりの試行実施 ~フードテックベンチャーと地元飲食店のコラボメニューを開発~

新橋・虎ノ門地区におけるイノベーション創出を支える場づくりの試行実施 ~フードテックベンチャーと地元飲食店のコラボメニューを開発~

株式会社リバネスは、グループ企業のSustainable Food Asia 株式会社(以下「SFA」)、独立行政法人都市再生機構(以下「UR都市機構」)、及びグー・チョキ・パートナーズ株式会社(以下「gcp」)と共同で、新橋・虎ノ門地域の飲食店協力のもと、サステナブルな食を開発、推進するフードテック領域のベンチャー企業の食材を使用したメニューを開発しました。

本取り組みは、UR新虎通りまちづくり事務所1階でUR都市機構がSFA及びリバネスと協力して運営する、フードテック領域のベンチャー企業の製品を紹介する「Sustainable Food Museum」の一環です。街のコトづくり活動を行う企業であるgcpが、同施設で紹介するベンチャー企業の食材「フルーツミート」「うま藻だし醤油」「Soycle」と地域の飲食店の橋渡し役となり、レシピ開発やメニュー販売を通じてベンチャー企業を支援し、消費者向けPR企画として「TORANOMON JUST RIGHT NEWFOOD~たまには考える。地球とカラダにちょうど良い新しいフード~」を展開します。

リバネスグループは、速やかに技術が社会に広がる場の企画と設計、実施を行うことで、科学技術の発展と地球貢献を目指してまいります。

<実施概要>

■限定コラボメニューおよび店舗
1.ダイニングバー「Come Back(カムバック)」
(1) メニュー:プラントベースの野菜のチーズオーブン焼き
(2) 使用食材:フルーツミート、Soycle、うま藻だし醤油
(3) 販売期間:令和6年1月17日(水)~29日(月)
(4) 営業時間:18:00~深夜 (定休日:土曜・日曜)
(5) 所 在 地:東京都港区西新橋2丁目11-4
(6) U R L:https://twitter.com/Enchan186/

2.和食居酒屋「白老食堂」
(1) メニュー:うま藻だし醤油×白老食堂 北海ホタテ漬け丼
(2) 使用食材:うま藻だし醤油
(3) 販売期間:令和6年1月9日(火)~26日(金)
(4) 営業時間:ランチ11:00~14:30 夜17:30~20:30 (定休日:土曜・日曜)
(5) 所 在 地:東京都港区西新橋2丁目13-9 1F
(6) U R L:https://www.facebook.com/shiraoishokudo/

■ベンチャー企業の食材概要

1.フルーツミート / Sustainable Food Asia株式会社(東京都港区)

糖質と脂質がほぼ「ゼロ」、食物繊維たっぷり、低カロリーな「ジャックフルーツ」から作られた食品。東南アジアでは、商品作物ではない果実が消費されず、大量の廃棄が問題となっています。その一つである未熟なジャックフルーツをミンチ肉のような原材料に生まれ変わらせることで、大量の廃棄課題の解決と循環型エコシステムの構築に貢献する。

2.うま藻だし醤油 / 株式会社AlgaleX(沖縄県うるま市)

泡盛を製造する際の副産物である「泡盛粕」を活用して藻を育て、昆布を超える旨味成分と青魚を圧倒するDHAを蓄積した「うま藻」を使用した、美味しさと健康を同時に届ける調味料。近年、日本近海の海藻や天然魚等の漁獲量が減少しており、「海の美味しさを次世代へとつなげる」ことをミッションに、海洋資源を減らすことなく藻からDHAを作り出すことで、養殖魚の餌となる天然魚の漁獲を減らし水産業の養殖課題の解決を図る。

3.Soycle(ソイクル) / 株式会社上向き(福岡県福岡市)

「環境に配慮したライフスタイルを日本のスタンダードに。」をミッションに、大豆を主原料として、お肉のような食感・形をした大豆ミート。発芽した大豆を使用することで旨味成分が豊富でお肉に全く引けを取らない栄養価の高さが特徴的。水戻し不要で、「かけるだけ、混ぜるだけ」で簡単に使える。

<Sustainable Food Museum施設概要>
(1)運営内容:フードテック領域のベンチャーの取組紹介、実商品などの常設展示
地球や身体にやさしい食材を使用した飲食メニュー提供(売切れ次第終了)
フードテック領域の最新情報やテーマを設定した月次イベント
(2)営業時間:平日11:00~17:00
(3) 所 在 地:東京都港区西新橋2丁目18-7 UR新虎通りまちづくり事務所1F
(4)U R L: https://sustainablefoodasia.com/museum/

■会社概要
1. 独立行政法人都市再生機構
UR都市機構の歩みは戦後の住宅不足解消に端を発しています。1955年から様々なステークホルダーとともに、時代時代の多様性に即し、安全・安心・快適なまちづくり・くらしづくりを通して、「人が輝く“まち”」の実現に貢献してまいりました。そしてこれからも、変化する社会課題に挑戦し続けることで皆さまにお応えし、「人が輝く“まち”」づくりに不可欠な存在でありたいと考えております。これまで培ってきた持続可能なまちづくりのノウハウをいかし、都市再生事業・賃貸住宅事業・災害復興支援・海外展開支援に全力で取り組んでまいります。
URL:https://www.ur-net.go.jp/

2.Sustainable Food Asia株式会社
「地球と身体にやさしい新しい食のスタンダードを創造する」をVisionとし、ビジネスで社会課題解決を目指し新規事業開発・アライアンス支援を行うCarpeDiem株式会社と株式会社リバネスのジョイントベンチャーとして設立。日本や東南アジアの企業と協力し、サステナブルな食材の研究開発・製造・輸入並びにアライアンス支援などを行っています。
2022年11月には「ジャックフルーツ」から生まれた新食材「フルーツミート」を使ったメニューを日本で初めて開発し、販売開始しています。2023年6月より虎ノ門にて「フードテックショーケース」を展開、食関連ベンチャー企業や団体の技術展示・商品販売・試食イベントなどを開催するほか、地球と身体にやさしい「サステなおむすび」を併設。
URL:https://www.sustainablefoodasia.com/

3.グー・チョキ・パートナーズ株式会社
グー・チョキ・パートナーズ株式会社は、新橋・虎ノ門を拠点に「街のコトづくり活動」を行う企業として、映像、イベント企画、施設運営、飲食店運営、デザインコンサルティング、多様で多層的なクリエイティブを構想、構築し、製作していきます。
URL:https://g-c-p.jp/company/