第12期「ゆめちから」栽培研究プログラムの成果発表会を実施しました。

第12期「ゆめちから」栽培研究プログラムの成果発表会を実施しました。

2024年8月24日に、敷島製パン株式会社(本社:愛知県名古屋市東区、代表取締役社長:盛田淳夫)と株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役グループCEO:丸幸弘)が推進する“「ゆめちから」栽培研究プログラム”の第12期成果発表会を実施しました。

 

当日は、課題研究校の​​札幌日本大学中学校・高等学校、不二聖心女子学院中学校・高等学校、多気町立勢和中学校に加えて、1年間課題研究校の研究活動を支えた研究コーチそしてゲストアドバザーとして東京農業大学西尾善太氏と敷島製パン株式会社の方々がオンラインにて参加し、1年間の活動の集大成として研究成果の発表を行いました。

 

会の冒頭では、「ゆめちから」の開発者のお一人である西尾教授から、「ゆめちから」の開発秘話や小麦の栽培研究に関してのお話をいただきました。

 

その後、学校毎に独自の仮説を持って研究した一年間の成果を発表して頂きました。予期せぬシカの被害や病気があった中、工夫して乗り越え、それぞれの結果に基づいた考察が発表されました。

会の最後には、1年間にわたり「ゆめちから」の栽培研究を行ってきた成果を讃え、修了証が授与されました。

 

■参加した生徒たちの声

 

  • 普段何気なく食べているパンやうどんに使われている小麦が、たくさんの人が関わってつくられていることを、研究を通して改めて実感しました。小麦やシカなどの自然の生物たちに関わる大切さや難しさを感じました。
  • 小麦のことなんて、こんなに真剣に考えたことがなかったので、肥料計画とか除雪などいろんな実験をして面白かったです。
  • 積雪や降水量など、私たちが体験したのとは違った課題とその解決法を(他の学校の発表から)聞くことができ、とても良かったです。今後また違った条件下で小麦を栽培する際に、参考にしてみようと思いました。

■第12期ゆめちから栽培研究プログラム 成果発表会概要
日時:2024年8月24日(土) 13:00~15:00
参加者:​​札幌日本大学中学校・高等学校、不二聖心女子学院中学校・高等学校、多気町立勢和中学校

ゲストアドバイザー:東京農業大学 西尾 善太氏、敷島製パン株式会社樫平 丈一氏・黒須 力氏

研究コーチ:大阪公立大学農学研究科 川澄 留佳氏、京都大学 農学研究科 谷吉 和貴氏、東北大学 農学研究科 五十嵐 圭介氏

 

■「ゆめちから栽培研究プログラムとは
敷島製パン株式会社と株式会社リバネスが2012年から始めた中高生向け栽培研究プログラムです。北海道で生まれた「ゆめちから」を各地の中高生とともに全国で栽培研究をします。第12期は日本全国から集まった中学校のうち、3校を課題研究校に採択。

詳細は下記HPをご覧ください。
URL: https://www.yumechikara.com/

<本件に関するお問合せ>

Mail: [email protected]
TEL: 03-5227-4198