セイコーわくわく時計教室2024 全国の小学校から採択された5校に対し実施

セイコーわくわく時計教室2024 全国の小学校から採択された5校に対し実施

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表:高橋修一郎)は、教育応援プロジェクトの参加企業であるセイコーグループ株式会社が140年を超える歴史の中で培った、 「時」と「ものづくり」の価値を「本物」を通じて届ける「セイコーわくわく時計教室」を、本年度は東京都、埼玉県、愛知県、福岡県の小学校計5校、316名に対し開催しました。

【取り組み背景】
セイコーは創業以来「常に時代の一歩先」を形にすることで、これまでに多くの人に正確な時を告げ、時代を牽引してきました。そして、これから先の未来の次世代に対しても、「時」の大切さを学び、自ら考える力を「育む」ことで、笑顔あふれる未来をつくれる人材を生み出していきたいという想いから、2017年よりリバネスと共に本格的に次世代向けのプログラム開発を進めてきました。本年度で8年目となる本プログラムは、理科の授業で振り子の仕組みを学ぶタイミングである小学5年生。復習として、キャリア教育の観点から価値提供のできる6年生を中心に、セイコーの社員が自ら講師として登壇する出前教室の形で実施を進めており、現在までに合計1,913名もの未来ある次世代に想いを届けてきました。

実際にセイコーの社員が講師をしている様子 休み時間中に振り子時計の模型を使い説明している様子

 

【プログラム概要】
プログラムは全体で約90分。前後半それぞれ45分の構成で実施します。前半部では「時」が当たり前のように正確に世界中で刻まれている今、時計がなくなった場合に何が起こるのか。その代わりとなるものを作るのが如何に難しいかを体験するため、身近な道具を組み合わせることで10秒を正確に測ることができるのか、ワークを実施します。その後、現在の時計がどのように誕生してきたのか、時の歴史を振り返ると共に、セイコーの技術がどのような形で世界に広がっていったのか、実際の振り子時計の模型なども活用しながら体験してもらいます。後半部では、一人一つ、本物の機械式時計を活用し、普段では見ることのない各部品の仕組みや機能について、ワークシートを活用しなら観察を行います。またこれらの生み出してきた職人の技術がどれほど難しいのか体験できる、職人体験ワークを実施します。そしてプログラム終盤には、実際に登壇したセイコーの社員が自らの体験談をもとに、次世代に対しメッセージを伝え、 「時」と「ものづくり」の価値を「本物」を通じて届けます。

10秒時計作りワークの様子 機械式時計観察の様子 職人体験ワークの様子

 

【本年度の実施校】
東京都:町田市立南第二小学校、足立区立鹿浜第一小学校
埼玉県:三芳町立唐沢小学校
愛知県:蒲郡市立塩津小学校
福岡県:北九州市立槻田小学校

【参加者の声(一部抜粋)】
・あんなに細かい腕時計の中の部品を職人さんが作っているのに驚きました。
・これからは、時間の意識をして行動しようと思いました。
・今日の話を聞いて、時計が生まれるには沢山の技術が関わって生まれているんだなと知りました。
・大人になったら、セイコーに関連する会社に入りたいです!そして時計を買いたいです!!

■お問い合わせ:
教育開発事業部 担当:吉川、小玉
TEL:03-5227-4198
E-mail:[email protected]