【超異分野学会 東京大会2025】リピドミクス 〜新たな健康価値創造への道標〜/2025年3月8日(土)14:00-14:50

【超異分野学会 東京大会2025】リピドミクス 〜新たな健康価値創造への道標〜/2025年3月8日(土)14:00-14:50

リバネスが主催する超異分野学会 東京大会2025では、セッション「リピドミクス 〜新たな健康価値創造への道標〜」(セッションパートナー:株式会社リピドームラボ)を開催いたします。

脂質は細胞膜の構成要素であり、生体内でエネルギー産生と貯蔵を担う他、シグナル分子として情報伝達を行うなど重要な役割を担っています。脂質代謝異常が多くの疾患の背景因子であることも解明されてきており、新たな創薬シーズの発見や早期診断・治療などにつながる可能性も期待されています。海産物由来の脂肪酸が健康寿命の延伸に有効であることがわかったように、脂質を追求することで新たな価値を創造できる時代へと突入しています。本セッションでは、脂質分析の価値を様々な角度から共有・議論することで未来の脂質研究と人類の関わり方を議論します。

 

本セッションのテーマに限らず、様々な切り口から研究者、ベンチャー、企業とともにディスカッションするプログラムをご用意しております。詳しくは、大会ウェブサイトをご参照ください。


リピドミクス 〜新たな健康価値創造への道標〜

日時:2025年3月8日(土)14:00-14:50
場所:ベルサール新宿グランド コンファレンスセンター
(東京都新宿区西新宿8丁目17−1 住友不動産新宿グランドタワー5F)

登壇者

中西 広樹 氏
株式会社リピドームラボ 代表取締役

2009年東京大学大学院医学系研究科特任助教、2010年秋田大学生体情報研究センター助教を経て、2018年12月株式会社リピドームラボ起業、2020年から秋田大学医学部客員准教授と国立国際医療研究センター特任研究員を兼任し、2022年からは現職のみに専念。「リピドームの価値がモノの価値をかえる」社会の実現を目指す。薬学博士。

御手洗 誠 氏
マルハニチロ株式会社 事業企画部 イノベーション担当 課長役

2002年入社。中央研究所、マーケティング部、経営企画部を経て、事業企画部ではオープンイノベーションや新事業開発、陸上養殖のアトランド㈱を担当。2018年に早稲田大学大学院経営管理研究科を修了。中央研究所在籍中に、「DHA・EPA入り魚肉ソーセージの摂取による日本人高齢者の認知機能に対する効果」の研究に従事。

進藤 英雄 氏
国立国際医療研究センター テニュアトラック部長
東京大学大学院医学系研究科 連携教授

2004年に東京大学大学院医学系研究科修了[博士(医学)]、2022年より現職。細胞膜の主成分であるリン脂質に注目し、新しい疾患治療法開発を目指している。リン脂質は1000種類ほど存在し、細胞によってその組成は異なる。この組成はそれぞれの細胞機能に影響していると思われる。この多様性を形成するLPLAT遺伝子群の発見から、リン脂質がどのように制御されてどんな機能を発揮するのか分子レベルで研究している。また、脂質は生体機能のバイオマーカーにもなる。ヒト疾患における代謝物ライブラリーを構築すれば疾患予測、診断、治療評価を行える。脂質の機能解明、観察、制御による疾患理解と治療法開発を目指している。

〈モデレーター〉

井上 浄
株式会社リバネス  代表取締役社長CCO

博士(薬学)、薬剤師。2002年、大学院在学中にリバネスを設立。博士過程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教、慶應義塾大学特任准教授を経て、2018 年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる研究者であり経営者。多くのベンチャー企業の立ち上げにも携わり顧問を務める。

聴講参加申し込み受付中

超異分野学会では、アカデミア、地元事業者、ベンチャー、大企業、町工場、生産者、自治体、中学・高校生・高専生など多くの皆さまの来場をお待ちしております。

お問い合わせ

本件に関するお問い合わせは以下までお願いします。

株式会社リバネス(瀬野・西山)
TEL:03−5227−4198
e-mail : [email protected]