株式会社リバネス、カルビー株式会社の次世代リーダー育成研修「Business Travel to Thailand」を共同企画・実施

2026年6月3日、4日の2日間、株式会社リバネスは、カルビー株式会社の社員18名とともに、タイで「Business Travel to Thailand」を実施しました。本研修は、将来のカルビー株式会社を担うリーダー人材の育成を目的とした「Calbee Next Leader Program 2026」の一環として行われたものです。
▶︎カルビーとともにつくる研修プログラム
株式会社リバネス(以降、リバネス)は、カルビー株式会社(以降、カルビー)のプロジェクト担当者と打ち合わせを重ね、研修の期間や内容を設計しました。カルビーが期待する「将来のグローバルビジネス環境下に必要なマインドやリーダーシップを醸成する」という研修の目的を達成し、参加者にとって最大限の学びが得られるよう、リバネスがこれまで培ってきた知識やネットワーク、研修設計の経験を活用しながら、事前研修・実地研修の2部のプログラムを企画しました。
▶︎タイ渡航に向けた事前研修
まず、タイでの実地研修に向けて、4月にオンラインで事前研修を実施。事前研修では、タイの社会や産業に関する基礎情報を紹介するとともに、リバネスが選定した実地研修で訪問する食品イノベーション企業3社について説明しました。社会課題の解決に取り組む起業家の技術や情熱に触れることで、参加者が新たな問いを持ち、その答えやアイデアを探るための行動につなげることを狙いとしました。
研修の後半ではグループワークを行い、参加者が事前に検討した10年後のカルビーのビジョンを踏まえ、個人のタイに対する関心を共有しました。そのうえで、現地で何を見て、何を聞き、何を確かめるのかをワークシートに整理し、各チームがタイ渡航の目的を発表しました。リバネスは各チームの発表にフィードバックを行い、現地での問いや調査の観点を具体化しました。
▶︎「リアル」を体感する実地研修
6月に実施した2日間の実地研修では、リバネスがカルビーの参加者とともにタイへ渡航しました。初日は、米ぬか由来のたんぱく質を活用した代替卵を開発するPlant Origin Foodを訪問。参加者は、同社のCEOのPas氏から、未利用資源である米ぬかに着目した背景や、自身の経験と強みを活かしながら事業を広げてきた考え方について学びました。さらに、同社の製品を実際に活用しているヴィーガンレストランを訪れ、料理を試食しながら、Pas氏とのディスカッションを行いました。
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2日目の午前中は、高たんぱく食材として注目されるウキクサの一種、Wolffiaを生産するAdvanced Greenfarmを訪問しました。同社は、タイ国内でも広く知られていないWolffiaに着目し、栄養価や生産性に優れた在来系統の選抜を行っています。さらに、栽培環境を管理するスマートファーミングシステムを開発し、安全かつ安定的な生産を実現するとともに、食品や飲料への応用を進めています。参加者は、身近な地域資源であっても、その価値を新たな視点で捉え直し、技術と市場のニーズを組み合わせることで、新たな事業機会を生み出せることを学びました。
Advanced GreenfarmのCSOのWisuwat氏より挨拶と事業説明 |
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そして午後に、チュラロンコーン大学発の InnoPhytoTechを訪問しました。同社は、独自の酵素技術を用いて、果物に含まれるショ糖を、腸内環境の改善に役立つプレバイオティクスへ変換する技術を研究・開発しています。この技術を活用し、健康に配慮した食品や菓子に使用できる機能性原料の事業化を進めています。参加者は、タイにおける余剰果実の廃棄や糖分摂取に関わる健康課題への理解を深めるとともに、技術を応用することで、こうした課題を新たな事業機会へと転換し、ビジネスを通じた解決につなげる発想を学びました。
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企業訪問中は、リバネスが全体の進行を担当し、参加者が積極的に質問し、起業家と意見交換できるようファシリテーションを行いました。また、各日の終了時には、その日に得た学びや気づきを整理するための振り返りを実施しました。加えて、参加者がタイの食品市場やスナック市場のトレンドを自ら調査できるよう、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、市場などを自由に視察する時間も設けました。
2日間の振り返りの様子
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振り返り会にてリバネスより2日間の総括 |
▶︎参加者の学びと気づき
実地研修では、参加者は訪問先から一方的に情報を得るだけでなく、自分たちのビジョンを伝え、関心のあるテーマへの理解を深めるために積極的に質問しました。また、マーケティング調査や自由時間には、どこで何を調べるかを自ら計画し、行動する参加者も見られました。タイの起業家と英語でコミュニケーションを取った経験から、英語力をさらに高めたいという声も寄せられました。さらに、帰国後に取り組みたいこととして、世界の潮流や社会課題にアンテナを張り、海外展開を前提とした新規事業を構想することなどが挙げられました。
▶︎リバネスの海外研修支援
リバネスでは、社員のグローバルマインドセットを育成したい企業や組織に対し、それぞれの目的や課題に合わせた研修プログラムの企画・運営を支援しています。海外の研究者やスタートアップとの交流、現地でのフィールドワークなどを取り入れた人材育成プログラムにご関心をお持ちの方は、[email protected] までお問い合わせください。








