戦略開発事業部

「組織の変革を促し、持続可能なビジネスを創る」

戦略開発事業部は、各組織において長期的な視野に立った「知識製造」の戦略を策定し、着実な成果を生み出します。また、社会課題の解決に向けたプロセスを通じて、組織、研究、人材、資金等のアセットやリソース配分の再設計と最適化による組織の変革を促し、新たな柱となる持続可能なビジネスを創出します。パートナーとなる企業や自治体のアセットへの理解を深めながら知識製造、海外進出、組織開発等の戦略をともに策定し、個別プロジェクトを創出しています。

戦略開発事業部

部長
中島 翔太

事業の概況

知識戦略開発

組織内外に眠る知識を可視化し、課題解決に向けた“知識製造戦略”を構築します。企業・自治体が持つ事業・人材・研究などの知を「資産」として再定義し、戦略的に活用する支援を行います。UR都市機構等と行うイノベーション創出をまちぐるみで育む枠組み「新虎イノベーションイニシアティブ『Foodα(フーダ)』」や、広島県の2050年の成長産業の一つとしてカーボンリサイクルを推進する「広島県カーボンリサイクル関連技術研究開発支援事業(HIROSHIMA CARBON‐CIRCULAR PROJECT)」での実践事例をもとに、地域・企業・研究機関と連携しながら、次の社会変革を牽引するプロジェクトを創出します。

 

グローバルブリッジ戦略開発

東南アジアを中心とした現地課題・技術ニーズを起点に、日本企業の海外事業創出を支援するプログラムです。ディープテックツアー(DTT)Global Bridge Programを通じ、視察から戦略立案、パートナー探索、実装までを一貫してサポート。国や企業の枠を超え、科学技術で世界の課題に挑む事業創出を後押しします。

 

投資戦略開発

企業の成長戦略や人材育成に直結する「戦略的投資」の仕組みを構築します。小口出資と伴走支援を組み合わせ、単なる金銭的リターンでなく、経営人材育成や新規事業創出を狙う企業向けに最適な設計を行います。ジャーミネーションカレッジを通じて、事業会社・金融機関・自治体等に新しいカタチの投資戦略の浸透を推進していきます。

 

戦略的大学改革実行・支援

大学に眠る知識やネットワークを再編し、学外連携や組織改革を加速させるプロジェクトです。経営層やURAと連携しながら、知識製造の視点で学内の知を棚卸し、社会実装へとつなげる枠組みを設計。教育研究機関としての大学の力を最大限に引き出し、変革を伴走します。