ものづくり研究センター
世界を変えうる革新的製品を効果的に社会に届ける 製造プロセスを探究する
世の中の課題解決をするために「ものづくり」の重要性がますます高まっていますが、アイデアがあって も、形にするまでのさまざまなハードルが待ち受けており、仮説検証に時間がかかってしまっているのが 現状です。そこで、ものづくり研究センターでは、革新的なものづくりを支援する町工場や地域の中堅メー カー、グローバルに展開している大手メーカーと連携し、試作から量産までの製造に関わる全てのプロセスを最適化させるための技術開発、人材開発を進めています。
ものづくり研究センター
センター長
長 伸明
主な活動
研究開発型ベンチャーがプロダクト製造をスムーズに実施するための手法の研究(構想設計から助成金活用・実証試験の実施など)
研究開発型ベンチャーや研究者が社会実装を進めていくために必要となる’ものづくり’をスムーズに行うための手法の開発や知見の蓄積を行っていきます。技術確立や実践的な現場での実証、製品販売を見越したプロトタイプ-量産試作-量産などの各現場の技術や情報の整理も行っていきます。
関連リリース
・【2024.09.04】Wed2023年度の新潟県「ものづくり企業のスタートアップ連携チャレンジ事業」の成果がPDFマガジンとして公開されました
・【2024.09.09】石川県「オープンイノベーションによる 新事業創出支援事業」に採択され、新事業展開の支援を進めています
・【2024.09.10】中堅・中小企業の新規事業創出等を、スタートアップ連携で支援するサービス「パイロットスタート」の提供開始
・【2024.12.27】1/22(水)16:00 @オンライン第二回地域産業創出セミナー「藍色光高輝度 LED デバイスを活用した革新的な除菌・海洋生物付着防止システムの確立」の視聴者募集
ベンチャーのプロダクト・サービスの現場への導入をサポートする方法に関する研究
社会実装を進めるにあたって「現場でどのように活用するか/顧客課題は何か?」の想定をしているベンチャーは多くあります。しかし、そのようなフェーズのベンチャーでも「プロダクトやサービスを現場に導入する」ために必要な事象の解像度が低いことや、チャネルを持っていないこともあります。ものづくり研究センターではプロダクト・サービスの現場導入のための販路や実践的な現場への導入方法の研究を行っています。
関連リリース
・【2023.11.20】11/28オンライン製造業向け・ベンチャー技術導入セミナー『生産設備の安全管理 ー回転体の不調を非接触で見抜く4Dセンサ技術』
・【2024.01.20】1/31オンライン製造業向け・ベンチャー技術導入セミナー『アナログ計器のレトロフィット』後付けIoTで自動化する製造現場の苦役の開放
知的財産権の取得や規格化・ノウハウ化などを組み合わせてベンチャーの競争力を最大化する研究
研究開発の社会実装において、「知財に関してのリテラシーの向上」と実際に「知財を取得しビジネスに活用していく」という点は避けて通れません。ものづくり研究センターでは、技術をコアとする企業が、どの様な知財戦略を行っていくかについて多くのベンチャーの事例の知見を整理・蓄積しています。また、高専生や大学生などを始めとした若年層のものづくり人材が「いかにして知財リテラシーを高め、知財を活用して技術の社会実装を進めるか」の研究も行っています。啓蒙や具体的な教育プログラムの開発も実施しています。
関連リリース
・【2023.04.17】研究者のための知財入門 第1回:研究者にとって、なぜ知財は重要なのか?
・【2024.11.13】人と自然の共生を実現する「LVNS Forest Project」の取り組みとして「ドローンからシードボールを投下する機構」を開発し、特許取得しました
・【2024.11.21】学会発表_日本知財学会 2024年全国研究発表大会にて「高専など若年層向けの実践的、知財活用方法の教育プログラム〜ものづくり系知財初心者が3ヶ月で知財速習・特許出願を実施〜」を発表します