共同研究先募集 井筒まい泉株式会社
弊社とともに豚肉の乾燥熟成の研究にチャレンジしていただける研究者の方を募集します。
※ご興味をお持ちの先生は、最下段に記載されている問い合わせ先までご連絡ください。
とんかつまい泉は、1965 年に創業して以来、百貨店への出店やレストランの展開を中心に『お客様第一の心』を大切に、高品質な料理とサービスを提供してきました。まい泉を代表する商品であるヒレかつサンドは百貨店、駅ナカや空港などの売店をはじめいたるところで見ることができます。
商品に対する品質と素材へのこだわりに「妥協」の文字はなく、たとえばパン粉は、指定レシピで焼いたパンから毎日作る生パン粉を使用。揚げ油は、レストランでは高オレイン酸のひまわり油、工場では配合にこだわった特注品を使用。味の決め手となるソースは、
自社オリジナルレシピで製造しています。
そして今、まい泉ではこれまでに築いてきたブランド価値を守るだけではなく、さらに進化させる取り組みを行っています。
2011 年から、まい泉オリジナルブランド豚の開発を開始しました。素材へのこだわりの中、沖田黒豚や東京 Xなど、さまざまなブランド豚を使用してきましたが、さらなる品質向上追求のためには、自社で開発を行う必要があると考えました。ヒレかつサンドを製造する際に出る大量のパン耳を活用し、まい泉のとんかつに合う豚肉を生産できる養豚農家を全国で探し、千葉県富里市堀江ファームとの協業を開始しました。パン耳を配合した飼料で育った「中ヨークシャー種」が、まい泉オリジナルブランド豚『甘い誘惑』としてまい泉青山レストラン本店にて提供されています。
まい泉がオリジナルブランド豚で扱う次なる研究開発テーマは、食肉の乾燥熟成(ドライエイジング)です。「とんかつを提供するものとして、豚肉を一番おいしく召し上がっていただけるかたちをつくりたい」。マーケティング部の坂口茂人さんはそう意気込みます。牛肉などでは研究が進んでいる乾燥熟成ですが、豚肉での研究はあまり進んでいないのが現状です。そこで、熟成の工程や効果について、連携して進められる研究者を募集しています。
将来的には、オリジナルブランド豚の開発でも協力体制を築くことも期待しています。「おいしさの追求には、ゴールはありません。やれることは全部やっていきたい」。まい泉のブランドを、アカデミアの知がさらに進化させるかもしれません。
▲オリジナルブランド豚の開発を担当した坂口茂人さん
お問い合わせ
豚肉の乾燥熟成に関して、井筒まい泉株式会社との連携を希望される方は、下記までご連絡ください。ご協力いただける研究者の方のご連絡をお待ちしております。
担当: 株式会社リバネス
地域開発事業部 塚田周平
Email: tsukada(a)lne.st
※メールをいただく際は、上記(a)をアットマークへ。