みんなで作るCO2濃度マップ
今、日常的に耳にする地球温暖化問題。環境問題の解決に向けては「ごみを減らしましょう」、「節電をしましょう」など、一人一人の心がけが大切だと言われますが、実際の行動に移せる人は多くはないのが現状です。
特に地球環境問題は、スケールが大きすぎて自らの生活とのつながりが見えにくく、問題解決に向けて主体的に取り組む意欲がなかなかわかないことが挙げられます。
そこで、主体的な環境学習を促すプロジェクトを推進するための書籍ができました。このプロジェクトは、子どもたち自らが地域のCO2濃度を予想し地域環境との関連について仮説をたて、実際にCO2濃度を調査し、CO2マップをつくり仮説の考察を行うというもので、名古屋産業大学の伊藤雅一教授が中心となって推進しています。
この一冊に、環境学習プログラムを実践するのに必要なすべての情報がつまっていますので、小学校、中学校、高校まで、各地域オリ ジナルの活動が実施できます。