ちゃんと、ねむれていますか?良質な睡眠を確保する為に
眠りが浅い気がしている著者の吉田丈治です。今日は睡眠についてのお話と、最近注目しているプロジェクトについて。
厚生労働省では、睡眠指針というものを作っており、今回11年ぶりに改定が成されるという。厚生労働省は来月までに新たな指針を決定する方針だ。
研究者に限らず、判断力が問われる職業には睡眠は切っても切れないものですから、自分にあった睡眠方法を会得しておきたい所。
2003年に策定された指針を見てみると、以下の7箇条が挙げられている。
- 快適な睡眠でいきいき健康生活
- 睡眠は人それぞれ、日中元気はつらつが快適な睡眠のバロメーター
- 快適な睡眠は、自ら創り出す
- 眠る前に自分なりのリラックス法、眠ろうとする意気込みが頭をさえさせる
- 目が覚めたら日光を取り入れて、体内時計をスイッチオン
- 午後の眠気をやりすごす
- 睡眠障害は、専門家に相談
睡眠は8時間にこだわらないとか、眠ろうと意気込むとかえって逆効果とか、寝酒は良くないとか、この辺りは色々と聞くことが多い気がします。
昼寝については昼寝をするなら午後3時前の20~30分が良いらしい。これは知りませんでした。個人的には15時〜16時の間に睡魔がやって来る事が多いのですが、15時を超えると夜の睡眠に悪影響を及ぼすようです。
今回は、これらに加え、生活習慣病や心の健康が睡眠に影響を与える事を加えるようで、
- 肥満は睡眠時無呼吸症候群の原因の一つとなる
- 眠れずに日中眠い場合はうつ病の可能性がある
と言ったことを加える予定です。
NeuroOnのご紹介
世界初の睡眠コントロールで1日2時間睡眠を可能にする「Neuroon」@Gigazine
プロジェクトのページはこちら
Neuroon: World's first sleep mask for polyphasic sleep by Intelclinic – Kickstarter
人間は毎日、夜から朝にかけてまとめて眠る「単相睡眠」という睡眠サイクルを持っていますが、動物は1日に複数回睡眠する「多相睡眠」を行っています。世界初の多相睡眠コントロールシステムによって多相睡眠のサイクルを可能にし、30分睡眠を1日4回行うだけでパワフルに1日中動くことができる効率的な睡眠をもらたしてくれるアイマスクが「Neuroon」です。
アイマスクで睡眠をコントロールするというプロジェクトです。一口乗ってみたのですが、製品の到着が待ち遠しい今日このごろ。
良質な睡眠をコントロール出来るということはQOLにおおきく寄与するはずです。睡眠の分野は楽しみですね。