RBE部門大賞 敷島製パン株式会社「ゆめちから」栽培研究プログラム

RBE部門大賞 敷島製パン株式会社「ゆめちから」栽培研究プログラム

RBE部門大賞 敷島製パン株式会社

「ゆめちから」栽培研究プログラム

第一期ゆめちから栽培研究プログラム無事終了しました!!

敷島製パン株式会社と株式会社リバネスは、中高生とともに学校で国産の超強力小麦「ゆめちから」を栽培し研究するプログラムを継続的に実施しています。冷涼な気候を好む小麦は北海道で栽培が盛んに行われています。ゆめちからをだれでも学校で栽培できる手法を研究するため、今回は、関東の学校でプランターを使った栽培を行いました。気候の違いもあり、ゆめちからがうまく収穫できるのかさえもわからない中、2012年9月に関東の三校で研究が始まりました。生徒たちは北海道の畑の栽培データを参考に施肥計画を考え、雨の日も風の日も日々観察しながら栽培研究に挑戦しました。種まきをした秋には無事芽生えたゆめちからにほっと胸を撫で下ろし、冬にはあまり大きくならないことにやきもきし、春には一気に成長をする様子に驚き、初夏にはついに学校産のゆめちからの収穫の喜びを分かち合いました。第一期の三校全てがゆめちからを収穫し、そこからパンを作ることもできました。栽培法に関しては、三校の結果を総合すると、あまり多く肥料を与えすぎるのは良くないのかもしれないという結果が見えてきました。そして、何より収穫量に影響を与えたのは病害虫でした。収穫量が少なかった二校ではアブラムシなどの病害虫が繁殖し、ゆめちからに大きな被害を及ぼしました。次回の参加校はこの2つのフィードバックを元に、より多く収穫できる栽培法の研究に挑戦します。

第二期栽培研究スタートしました!

 2013年10月、「ゆめちから」栽培研究プログラム第二期がスタートしました!今回参加するのは関西の三校です。関東よりも更に暖かい関西で、無事に「ゆめちから」を収穫できるのか?今回もまた、収穫すること事態が大きな挑戦です。第一期生が残してくれた、肥料と収量の関係、病害虫の対策方法を参考に関西における最適な「ゆめちから」栽培法の研究を始めました!

栽培研究の途中経過はぜひHPを御覧ください!

HPはこちら→ http://www.yumechikara.com

 

大阪府立生野高等学校 生物研究部・家庭科部 協同チーム

今回は小麦からのパン作りで生物部と家庭科部がコラボしました。時々ラジオパソコン部が特別参加します。

同志社中学校 Doshisha MUGIMUGI

中学1年生このプロジェクトに参加するのは始めてなので緊張しますが、頑張ります!おいしい小麦、おいしいパンができるように、みんなで協力しながらやりとげます!

和歌山信愛中学校・高等学校 科学部

中学・高校の部員がグループに分かれて仲良く研究し、文化祭などで発表しています。

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日本のパン用小麦の食料自給率は3%、そのほとんどを輸入に頼っています。その背景として日本の気候がパンに使える強力小麦の栽培に適さないことが挙げられます。そのような中、開発されたのが日本でも栽培しやすい超強力小麦「ゆめちから」です。敷島製パンは「パン作りで社会に貢献する」という創業理念を体現する自給率向上の取り組みとして、国産小麦「ゆめちから」を使ったパン作りや教育プログラムの実施を通して普及に取り組んでいます。