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世界の課題を自分事にできるリーダーを育成する 片倉 敦、中原 晴彦

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副校長 片倉 敦先生 国際部長 SGH責任者 中原 晴彦先生

英知を持って国際社会で活躍できる人間を育成する―その教育理念の元、順天中学高等学校は、世界で主体的に活躍するリーダー人材を育成するため、徹底的現場主義の国際教育を軸に特色あるプログラムを数々と展開している。

リーダー育成に福祉の視点を

真のリーダーには人間性は非常に重要です。それなしでは殺伐とした社会になってしまう。だからこそ、わが校ではボランティア精神をもって社会に貢献する姿勢を養うことを国際教育の一つの柱としています」と片倉先生は語る。同校は、実に50年以上前から国際教育と福祉教育を組み合わせた「サービスラーニング」という取り組みを行っている。草の根運動で国際社会に貢献もできる、そんな世界の課題を自分事として取り組める生徒を育てたい。その目標のもと、一つの柱である海外研修では、世界に存在する課題を体験することを目的に、バングラディッシュ、フィリピン、タイなどで行ってきた。

現場の課題を経験するプログラム

例えば、格差を取り上げるタイのプログラム。参加生徒は、ストリートチルドレンのシェルターへ訪ね、その一方で富裕層の家庭にホームステイも体験する。フィリピンの研修では、ルソン島で身寄りのない子供たちがいる実情を学び、マニラに移動したあと、第2次世界大戦時、日本の特攻隊が攻撃をしていた場所に足を運ぶ。このように、知識としてしか知り得ないことを現場に足を運んで肌で体験する先進的なプログラムを数多く実施していた。しかし、その一方で、見えていた課題もあった。「まず現地に行って課題を体験することに重きを置いていました。その結果、生徒は現地で衝撃を受け、もっと他の人に知ってもらいたいと個人の意欲は高まるのですが、そこで留まっていたのです」と中原先生。その先を目指すため、「アジア・太平洋地域における教育的支援プロジェクトの実践的研究」というテーマでスーパーグローバルハイスクールに申請、採択される。

まず体験してみよう、の一歩先へ

昨年の海外プログラムでは、渡航前に現地の課題を調査し、解決のためにあらかじめ仮説を立てた。その後現地では仮説を検証し、帰国後には仮説を再検証、そして解決のための提案をするというステップアップを踏んだ。「世界の課題に体系的に取り組み、解決に向けての研究活動を行うチャレンジをしています」と片倉先生。課題解決型の能力を養うために、教員向け勉強会を校内で開くなど教員の育成にも一層力を入れている。人間性、英語でコミュニケーションができる国際対話力の他に、知識を応用し新しい提案ができる創造的学力の養成を掲げている順天中学校高等学校。現場主義と研究活動が生み出す次世代のグローバル教育が、いままさに実践されている。

 

【学校情報】
順天中学校・高等学校
〒114-0022 東京都北区王子本町1-17-13
TEL:03-3908-2966
ウェブサイト: https://www.junten.ed.jp/contents/

順天中学校・高等学校 スーバーグローバルハイスクール: https://www.junten.ed.jp/contents/sgh/

 

 

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【取材ご依頼について】
取材ご希望の学校は、下記までご連絡をお願いいたします。
リバネス 国際開発事業部 [email protected]  担当:前田

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リバネスでは、講師が学校へ出向き、教員研修を行う出張教員研修サービスを行っています。
グローバルリーダー育成プログラムの企画方法、課題研究の組み立て方、海外研修コーディネート、
英語プレゼンテーション研修など、テーマは多岐に渡ります。ご興味がある方は、下記までご連絡をお願いいたします。

リバネス 国際開発事業部 e-mail: [email protected]  (担当: 前田・前川)
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