宇都宮大学発の「チームiChigo」が最優秀賞受賞!! – 第1回 アグリプレナーグランプリ 開催報告-
11 月 30 日、第 1 回アグリプレナーグランプリ最終選考会が開催され、全 23 チームのエントリーから選ばれた9チームがプレゼンテーションを行った。
最終選考会では、ロート製薬株式会社の山田邦雄代表取締役会長、株式会社野家ホールディングスの河村泰貴代表取締役社長、オムロンベンチャーズ株式会社の小澤尚志代表取締役ら、一線で活躍する8名の審査員による審査の結果、最優秀賞1チームと各企業賞 4チームを決定した。最優秀賞に選ばれたのは宇都宮大学の柏嵜勝准教授が率いるチーム iChigo(テーマ:iChigo ブランドで世界に挑戦)。イチゴの非接触品質評価を研究する柏嵜勝准教授と農作業ロボットの研究に従事する同大学工学部の尾崎功一教授がタッグを組み、イチゴを固定する容器を用いてこれまでに流通が不可能だった大粒完熟イチゴを、生産段階から一貫管理し、鮮度を従来より格段に長持ちさせて流通する技術を開発した(本誌 p14参照)。チームiChigo はすでに合同会社工農技術研究所を設立しており、自らの研究成果を事業に繋げる研究者として、今後のさらなる活躍が期待される。その他、4 つの企業賞が選ばれ、事業化に向けて加速する。
- 最優秀賞:チーム iChigo 「iChigoブランドで世界に挑戦」
- ロート製薬賞:あきさわ園 「Let's みんなで里山遊び♪」
- 吉野家賞:Alternative Food Party 「ダチョウ肉生産による自給率向上」
- オムロン賞:aolemon 「IT×農業=ブランディング」
- 養老乃瀧賞:フーディソン 「ITを活用した水産流通プラットフォームの再構築」
- ユーグレナ賞:該当なし
アグリサイエンスグランプリ6月1日よりエントリー開始
アグリサイエンスグランプリは、農林水産分野の研究成果を社会実装するプランを持つ人材・チームを選出するものです。シードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER」(ページ下部参照)の一環として実施するもので、エントリーチームは年間を通して事業をうみ出すための支援を受けられるほか、最優秀チームには、30万円の賞金に加えて500万円の事業投資の権利が与えられます。
アグリプレナーグランプリの特徴
- 農林水産分野に限定
- 優勝賞金30万円+事業投資500万円
- エントリー、選考、グランプリ後の一貫したメンタリング
第二回アグリプレナーグランプリのスケジュール
- エントリー開始:2015年6月1日
- キックオフミーティング:2015年7月4日(土)
- エントリー書類締め切り:2015年7月31日(金)
- 最終選考会:2015年10月4日(日)@三井第二別館Harappa 日本橋
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